里

根の深い木~世宗大王の誓い~の里のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

字を読めないということ、それは彼女たちのせいではないのに 生まれによって身分(というのはここでは正しくない気がするが)が決まってしまうのは今も昔も変わっていないね 見える範囲、想像する範囲が違うのは、お金のあるなしと結びついてしまって悲しい この世に知れないことがたくさんあるのは誰のせい?誰のせいでもないはずなのに どうして無知は罪になってしまうんだろう みんなそんなことないのに 分かっているのに弁明する術さえ知らないなんて 辛い 誰だって学べるべきだ 一定ラインある状態でそこから選べるようになるべきだ 雇用と教育と………これは急務でしょう???

中立を保つということ、それは善悪は関係なくとにかく無関心であるということ、気付かなかった 私は善を信じるということだと思ってしまったいた そうか 善悪はどちらにも言えることで 中立というのは そうか

見たことないもの見る時にわくわくした顔するの辛い 健康で文化的な最低限度の生活………王を同じ人間だろって言うのは当たり前なはずかのに!?!?みたいになるの、う〜〜〜今もあるよねそういうところ 何ですか?上級国民って 面白い言葉だね 1ミリも笑えないよ

あんなに幼いのに どうしてあんなに強くならなきゃいけないの 強くなることを求められる社会はやっぱりおかしいなあって思っちゃうよ 子どもは守られるべきでしょう?

「馬鹿な振りをする」が今も昔も身を守る一つの方法になってしまってるの、アホみたいじゃない???なんだそれ バカみてえ

この人は、ペンは剣よりも強しを実現しようとしたんだなあ

集賢殿、王女の男に繋がって一人進研ゼミしました アハ体験

「ばかげている」宮廷には無い言葉 感情を表す言葉

あ〜〜〜〜〜!!!ここでハングル!?!?!?ってなった すごい楽しい

人には耐えられない王の座、センターだ 文で国を治めるだと?父と同じ座について初めて、父の苦しさを知ったね そう、想像は想像を超えない どんなに批判したって、やってみて初めて気付くことがどうしたってあるんだよなあ

眠れないから刀を研いだ、そんなに恨んでしまったんだね 恨みだけで生きるのは苦しいはずなのに、でもそれでやっと生きられただなんて

「父がこの世の全てでした」か、この世の全て、この世の全てではない ないけど、あるものがこの世の全てになってしまうことがある 違うとわかっていても違わないんだよね

決意を聞いて「それほどだったのか」という感想なのムカつくけど、でも彼は父からの愛を受け取れなかったから、父を恨むという決意をしてしまった人だから分からなかったのかもしれないなとも思う 奴婢であり父を殺されたけど父からの愛を得られたトルボクと、王という最も高貴な存在でありながら父からの愛を得られず誰も信じることの出来ない孤独を感じる人か

「中華秩序と歴史に逆らうのですか?」ってすごいセリフだ 中華秩序……

「命の価値は違います」って自分で言わなきゃいけない時代、何?今もさして変わってないよ なんだよ卑しい命って そんなものない あってはならない ならないはずなのに

「象形は単純であるべきだ」ハーーーなるほど 「音を描いた」んーーーー!絶妙

見えないのを時間で教えるのびっくりしちゃった たしかに分かりやすいな そうやって生まれたのかもね

「日の出前に起きて働いて疲れて眠るだけ」という人に、「自分のために努力しないのか?」っていうの、は???すぎて辛い でもきっとそう思ってるんだと思う 教育の土壌がないことを知らない 知ることさえ出来ない所にいるんだろうきっと

「文字を知れば民も力を持つ」「力は持てず責任だけ負います」きっとどちらも正解だろう それでもまず教育を そう私は思います まず まず 僕たちに世界を変えることはできない 少しずつ時間をかけて変わっていけば良いね

「余裕がないからだ」で、あーーーーー、これが貧困だって、

中国の文字である「武」は、「槍」と「止」が入っており、「戦わずして戦う」というそれ自体が儒学を表しているって台詞、目からウロコだった 儒学の本読んだけど、私はまだ儒学を分かっていない

「信じられるか?」に、「私が先にお前を信じよう」ってなるほど そうか

助けられたのが密本であれば殿下の殺害を願ったかも、主人にって変わるのが庶民の生活……

文字と権力は切り離せないものだ

「数百年後はどうなるか」「漢字も性理学も三綱も五倫も知らぬ者が官僚になるかもしれん」「のみならず文字を知れば読む喜びを知る 読む喜びを知れば無知から目覚め書く喜びも知る」「さらに人間は書く喜びを知れば世に出たいと思うようになる」「そうして権力の主体は変わるのだ」「民に権力を渡す目的で」それで民主主義なのか?

「漢字を学ぶとき、まず千字文を習得し、小学・明心宝鑑を学んでから作文に入る。素養のない文章は危険だからだ。文字は武器だから。素養がない者が文章を書けばどうなる?文章は人を生かしも殺しもする。文字とはそれほど恐ろしいものだ」


欲望が全部満たされたら地獄となるからだ

儒教も仏教もキリスト教も欲望を統制するために必要だったのだ

巨大な民の欲望………

民の欲望は政治に向かう 国の政策に関与した上に指導者を選出したくなるだろう

政治というのは責任だ

私が民だったからだ 王は民を経験してないから、ギジュンを単に可哀想とは言えないのでは?そう思わせてしまったのは今の政治だよね

「疫病が発生したら全員が薬を飲めるようにするのが為政者だ」「文字を教えてやるから自分で薬を飲めというのが王のとる態度か?」責任を分散させたい、たしかにそうともとれるね たしかに無責任だ

「男は愛する女を家まで送ってやるものだが、面倒なので〈刀をやるから自分の身は自分で守れ〉そういうことだ それを愛だと言えるのか?」

「不幸はすべてお前たちの責任だ」

善人とは悪人になる状況に直面していない人だ、なるほどすぎる そうだよねえ

硬い器は少しの亀裂で簡単に割れてしまうもの、私がみつおの中で一番好きな、せともののせとものの話みたいだ そういうわたしは いつもせともの

飼っている犬が言葉を話せたらと思うことがある、お前の文字はそういう風に利用されるかもしれない
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