たわし

FARGO/ファーゴ 始まりの殺人のたわしのネタバレレビュー・内容・結末

FARGO/ファーゴ 始まりの殺人(2016年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

UFO出しといてThis is a true storyって最高。これを見た後では、この物語はフィクションです、の注意書きのダサさが際立って見えてしまう。
若きルーがびっくりするほどカッコいい。
見た目もそうだし、マフィアに囲まれても物怖じしない度胸と、殺人容疑の被疑者でも市民を危険な取引に巻き込ませまいとする公正さ。モリーも警官を目指したのも納得です。
悪事と偶然が連鎖してどんどん破局へ向かっていく引き込まれるストーリーテリングはシーズン1と変わらず流石でしたが、当時アメリカで流行っていたとはいえ、なんでUFOをプロットに持ち込んだのかはすこし謎でした。ペギーは、ライをはねたりしなければただの変な人で人生を終えてたはず。前シリーズのレスターもローンマルヴォに会わなければ平凡な人生だったはずで、一見普通の人でもきっかけさえあれば悪に染まり得るというのもファーゴのテーマの一つだと思うんです。UFOに見惚れていたライをはねたとなると、きっかけが突飛すぎて、そういうテーマのリアリティがすこし損なわれているんじゃないかという気がしました。ただUFOにまったく驚かないペギーは、頭のおかしい演出として最高でしたね。ハンジーさえ愕然としているのに!笑
ローンマルヴォでもあれには驚いたはず。ローンマルヴォは自身を肉食獣、狼と形容していました。ペギーのキャラクターを何と形容したらいいのか考えましたが、宇宙人ですね。UFOをみて驚かないのは宇宙人だけでしょうから。