FARGO/ファーゴ 始まりの殺人のドラマ情報・感想・評価・動画配信 - 4ページ目

「FARGO/ファーゴ 始まりの殺人」に投稿された感想・評価

タケオ

タケオの感想・評価

3.9
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 コーエン兄弟の『ファーゴ』(96年)を原案とした、人気TVドラマシリーズ『FARGO /ファーゴ』のシーズン2。本シーズンの物語は、前シーズンの27年前のノースダコタ州ファーゴから始まる。どこにでもいるような普通の主婦ペギー(キルスティン・ダンスト)は、ある日ダイナーの前で人身事故を起こしてしまう。パニックに陥ったペギーは夫のエド(ジェシー・プレモンス)とともに死体を処理して事故を隠蔽しようとするが、車で引いてしまったのはなんとファーゴ一帯を仕切るギャング'ゲアハルト一家'の息子だった。息子が失踪したことをキッカケに、ゲアハルト家とカンザス・シティからやってきたギャングたちとの抗争はさらに激化。事態は加速度的に悪化していき、死体がゴロゴロと転がるような陰惨極まりない惨劇へと発展していくのだった———。
 前シーズンのような分かりやすいギャグシーンこそ鳴りを潜めたものの、不謹慎極まりないユーモアやシュールな雰囲気はシーズン2でもまだまだ健在。分かりやすいギャグに走らない分、前シーズン以上にドライなタッチが全面に押し出され、「世の不条理を前にした時、人間という生き物はあまりにも無力でちっぽけな存在である」というテーマがより切実に迫ってくる。本シーズンで起こる事件が、前シーズンの27年前に起きたものだという点も重要だ。シーズン1とシーズン2は「ソルヴァーソン家の時代を超えたサーガ」という関係にあり、ソルヴァーソン家の父と娘は、それぞれ異なる時代で陰惨極まりない事件と立ち合う羽目になる。そしてあまりの異常事態を前に、「昔はよかった、最近の事件はまるで理解できない」とボヤくわけだが、結局のところ「時代を問わず常に世界は不条理で残酷だ」というのが『FARGO/ファーゴ』シーズン1に対するシーズン2のアンサーだ。物事の因果はあまりにも不条理かつ複雑で、無力でちっぽけな人間にどうこうできるものではない。第9話のクライマックスに出現するある'とんでもないモノ'も、そんな人間の無力感により強い説得力を与えている。「人間ごときに全てが理解できると思うなよ!」という’極めて真っ当な主張'が『FARGO/ファーゴ』シーズン2には込められている。
 とはいっても、映画版やシーズン1と同様にシーズン2の後味もとっても爽やか。いずれの作品も、家の中で家族が静かに肩を寄せ合うカットで幕をとじる。世界は常に不条理かつ残酷で、無力でちっぽけな人間にはせいぜい肩を寄せ合うことぐらいしかできない。しかしだからこそ、その何気ない日々の幸せを大切にするべきなんじゃないの?と『FARGO/ファーゴ』は問いかける。どこまでも鑑賞者を突き放したドライな作品のように見せかけておいて、実はとっても温かいシリーズなのではないかと思う今日この頃である。
shino

shinoの感想・評価

4.0
0
ドラマ版ファーゴ1の方が評価は高いけど
私は充分に楽しめた。

コーエン兄弟の醸す独特な世界が充分に生きていて面白い。
登場人物がみんな個性的でどこか抜けている人ばかり。
そんな中で主人公の警官のルーが一際 冷静でまともな人物だ。警官姿のパトリック・ウィルソンがカッコよくて頼りがいがある。

登場人物の性格描写が実に面白い。
前作以上にコーエン節が炸裂し過ぎてて(というか個人的に好みのコーエン節)最高だった!

メスデイモンとキルスティンの掻き回しっぷり、
時代の変化によって過去が未来に飲み込まれる様、
そして獣が獣になるとき。
とにかく後半は見所満載!


比喩が飛び交う会話劇も飽きずに見られる。

アメリカ人ってみんな"お前はガムのおまけ程度の価値しかないんだよ"とさらりと言えるのかな
Tetsu3

Tetsu3の感想・評価

4.0
7
シーズン1よりも面白かった。
キルスティン・ダンストとパトリック・ウィルソンが主役。
キルスティン・ダンストはこのドラマで放送映画批評家協会賞の主演女優賞を獲得している。見直した。
パトリック・ウィルソンはスリラーものとは違って家族想いの優しい保安官を演じていて良かった。
シーズン3はユアン・マクレガー主演だが評価があまり高くないので躊躇している。見始めると時間がかかるので。
Pooh7

Pooh7の感想・評価

3.4
0
ペギーにイライラしかしない。大分やばい女だった。エド振り回されてて可哀想すぎ。前半タラタラしてて退屈だったけど、後半は話が進んで面白かった。
みやり

みやりの感想・評価

3.8
0
誤解と勘違いから大変な方に転がっていくのがアンジャッシュのネタみたい。

キルスティン・ダンストのネジゆるんだ感じがすごく上手かった。
omiyasan

omiyasanの感想・評価

-
0
キルスティンの役みたいなキャラが人類最強と思うし、あの性格心底羨ましい
am

amの感想・評価

3.4
0

このレビューはネタバレを含みます

安定した面白さ!話も綺麗にまとまっていて、綺麗な構図がたくさんあり観ていてすごく楽しい。
UFOが出てくるところがスパイスが効いていてあ!FARGOだ!ってなる。
カトコウ

カトコウの感想・評価

3.8
0

このレビューはネタバレを含みます

第2シーズンは第1シーズンよりも過去の話
数名シーズン1の登場人物も登場しつつ
事件としてはつながりがない

基本的に抗争をメインとした話だが

一般人が犯罪に巻き込まれながら自分でズブズブはまり込んでいくところは共通

個人的にはマイケルウェスティンが出てきた
嘘、主演俳優が出てきたところにややテンションが上がった。
演じる役のドッドもいい味を出している

ラストの未確認飛行物体はどうかと思うところもありつつ
ファーゴならいっか。と思えてしまう不思議

これノンフィクションと信じていた人いたら
どんな気持ちになるのだろうか
01.ダイナーの殺人、主婦の轢逃げ、死の連鎖
02、一族とカンザスのライ捜索、ライのミンチ
03.ライ指名手配、捜査の推理と夫婦の偽装工作
04.一家の交渉失敗、試薬治療、ルーの夫婦尋問
05.一家とカンザスの戦争、精肉店の攻防
06.エド連行、警察署襲撃、一族襲撃、弁論成功
07.叔父の姪殺し、マイクの刺客殺し、エド接触
08.ハンジーの追跡とトドメ、夫妻とドッド
09.ハンジーの謀、警察対ゲアハルト一家、UFO
10.エド夫妻の籠城、エドの死、ハンジー生存
ss

ssの感想・評価

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このドラマが観たかったのが、このシーズンに出ているキルスティン目当て。

こういう不安定めな危うい主婦が似合うようになって…!