とも

麒麟がくるのとものレビュー・感想・評価

麒麟がくる(2020年製作のドラマ)
4.0
「我が敵は本能寺にある。その名は織田信長と申す。」

放送開始直前でエリカ様が降板し、放送が遅れるという波乱のスタート。大変だったでしょうが、今思い返せばあの頃はむしろ平和だったのかも。
そこからコロナで撮影ができず、無念の放送中断。いつになったら麒麟が来るのか?待ちに待ちました。越年もして、よく最後までやりきってくれました。お疲れ様でした。

大河ドラマは最初の方を見て、そこで切ってしまうことも多いですが、今回は最後まで完走できました。長い作品なので、中には悪かった所もありましたが、見続けられる魅力があったのかと。

主人公は明智十兵衛光秀。
見始める前は本能寺の変が強すぎて、他に何をしたかわからない印象。
始まると常にきつい環境に置かれた十兵衛の胃が可哀想で可哀想で。もうやめて、十兵衛のライフは0よ!
謀反人という言葉で纏め括ってしまうには惜しい、人情味に満ちた人物像でした。賛否ありそうな終わり方もコロナ禍からの明けを待つ今の世情に合っているのではないでしょうか。

十兵衛以外で印象に残ってるところ
・斎藤道三 お茶で毒殺
・足利義輝の最期
・信長と蘭奢待
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