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京城クリーチャー シーズン2のハンスウのレビュー・感想・評価

京城クリーチャー シーズン2(2024年製作のドラマ)
4.1
まだ配信開始されたばかりなのでシーズン1からまったく間をあけずに観れたのが良かったです。シーズン2と言っても、1が全10話、2が全7話なので合わせると韓国ドラマとしては通常の連ドラと同じくらいの長さですね。

シーズン2では、舞台は変わらないんだけど時代が変わって1940年代から現代になりました。ちょっとした謎を突きつけられるように始まるからけっこう最初から引きつけられます。え、どゆこと?どゆこと? ってなりますけど、その謎だけで引っ張るつもりはないらしく、早い段階で例の設定によって長い間(70数年ほど?)生き続けてましたってことがわかるというね。主人公2人が同じ姿のまま生きてましたと。これは韓国ドラマではぜんぜんビックリしないね。もっと長い何百年生きてましたっていうのもあるくらいだから😂

1では「オオカミ狩り」的なイメージを連想しましたけど、この2では「THE WITCH〜」シリーズとか「東京喰種 トーキョーグール」的な要素も加わってました。だけどだけど直接人肉を食べるとかグロさはないです。約70年の時を経たのでアクションも現代的にアレンジされてカッコよくなってます。

今作では何をしたいのかというとラスボスがしつこいっていうのが一つかな😂 女だから単純にいうと女の嫉妬? それと友情の定義が主人公と違うのが気に入らないっていう感じ? 他の悪役のメインには組織の力を身内のために使おうとするヤツがいたね。これはよく韓国の政治家にもいるけど(日本にもいるか😂)そいうセコイ政治家になんか似ていて、自分の利益のために手段を選ばないような感じがあるかな。そんなことに主人公たちが巻き込まれて否応なしに戦わざるを得ない状況になると。

1の最初の方から元々主人公2人はキュンをチラつかせてたんだけど、このクリーチャーと名のついたドラマでも(韓国ドラマとして)例外なく2人はラブラブになります😂 それまでずっとツンツンだったハン・ソヒちゃんもさすがにデレっとなりますけど、この子はまたデレがヘタなんだけどでもそれがいいんですよね(キモくてごめん😌) デレをお茶のこさいさいでやってのけてしまうラブコメ女王よりもちょっとおぼつかないようなヘタなデレの方が自分はトキメクんだっていうのは今回発見でした😂 要するに完全にデレっとしないで、ハン・ソヒだけに半デレなんスよね🤣

友情や人間愛の可能性というのはキムサブの脚本家らしいですけど、ま、このドラマが言いたかったクリーチャー(怪物)というのは、パッと出てくる触手をニョロニョロ伸ばした化け物のことではなく、人間の強欲だということなんでしょうね。そんなものと、常に我々は戦い続けなければならないのではないでしょうか😅
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