このレビューはネタバレを含みます
今は多重人格ではなく、解離性同一性障害=DIDと言うの知らなかった
当初、落合刑事が彼らに持っていた視点こそ「世間一般」って感じだったけど、
獅子舞さんの「人はみんないろんな顔を使い分けているだろ」の言葉にハッとさせられる
竹内涼真さんの演じ分けがすごかった
長身でキリッとされてるのに、本当に7歳児みたいだった
苦しむ姿や表情、目の動きなど、全身全霊で演じられていて釘付けになりました
親から愛情を受けられず、あんな事があってもまだ最後に優しい言葉をかけられなかったのが辛かった
犯人はどこまでもク〇野郎…
獅子舞さんも本当は奥さんを手にかけた人間を自分自身で逮捕したかったんだろうけど、音ちゃんと向き合って支えていくには刑事を続けるのは難しかったんだろうな
今回、刑事に復帰したけどシリーズ化されるのだろうか
ストーリーはかなり偶然が重なっていて、少しうまく進みすぎにも感じた
フィクションだから仕方ないけど…
あと関係ない事だけど、獅子舞家はすごく仲のいい家族みたいだったから、お母さんとのソフトクリームは「お父さんに内緒ね」じゃなくて「後でお父さんの分も買って帰ろうね」がしっくり来る気がした
3人家族なのに、あえて内緒にする必要ないかなと…
それに、10歳の娘を埠頭?に連れて行ってたのも違和感
重大な証拠であるUSBを持ち歩いてたわけだし、記者で刑事の妻だし、脅されたり娘に危険が及ぶおそれは考えなかったのかな
偶然呼び出されたのか埠頭で待ち合わせてたのかはわからないけど、違和感ありました
犯人も、近くに車停まってるのに気にしてなかったり、見通しのいいところにいた元村くんに気が付かなかったり…
犯人が急な証人登場だったのにヤバい薬持ち歩いてるのとかも、公人の側近なのに大丈夫なのかなと、、気になってしまいました