Rocko

キリング・イヴ/Killing Eve シーズン3のRockoのレビュー・感想・評価

3.0
S3はまた脚本家が変わり『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』のスザンヌ・ヒースコート。
S1で企画・制作総指揮を務めたフィービー・ウォーラー=ブリッジは製作総指揮に名前だけ置いて『007 NTTD』の脚本に参加してた気がします。S2のエメラルド・フェンネルは『プロミシング・ヤングウーマン』でアカデミー賞脚本受賞と前の脚本担当2名が大躍進で引き継がれたS3・・・正直とてもキレの悪いシーズンでレビューも放置してました。

主演のジョディ・カマーとサンドラ・オーの魅力は相変わらず。
S3は人間ドラマに持って行き過去を掘り下げても、それはこのドラマに求めてるものではないのです。母キャロリンと娘の関係なんて救いようが無くて見てられない。何だか平凡なヒューマンドラマになっちゃった。ヴィラネルのサイコパスっぷりが見たいのにただソファーに座らせて古参の寸劇をせられるのは退屈で仕方が無かったです。

次のシーズン4で打ち切りも納得。
ジョディ・カマーの可愛いサイコパスが観られなくなるのは残念ですが、『最後の決闘裁判』でも演技力の高さを実感したので実力派女優として映画界での活躍に期待です!
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