八咫

キリング・イヴ/Killing Eve シーズン4の八咫のレビュー・感想・評価

2.2
いやーこれはないよ……。
シーズン1,2と比べてこのダメダメっぷりはどうしたの?製作陣が変わった?そのぐらいダメ。全く別物だよ。シーズン3もだめだったけど4はそれ以上にダメだった。

イヴとヴィラネルが結ばれてから永遠の別れまでのカタルシスも全くないし、散々大黒幕感が出てたトゥエルヴもあっさりやられるし脚本の割り当てがおかしいんじゃないか?描くところをきちんと描いていない。

それに登場人物の感情の起伏がマジでわからない。かつ見せ場っていう見せ場がないからどこが重要なのかが大変わかりにくい。

まあ評判通りダメでした。

しかしイヴのビジュは欧米圏で美人として扱われてるのか?じゃないならあの振る舞いは許されないよね…。アジア人の私としてそこがずっとアレでした。ゆえにイヴが書いた夢小説なんじゃないかってくらいビジュアルに疑問がずっとあったな。

ただ、このドラマが稀有で私にとっても大きな発見だったのは、今まで男が演じることが多い役柄を女性で固めたこと。今までの男男男男…の映像作品に嫌なことに慣れてたからこそ、ここまでそれをそのまま女が演じることに嫌だけど違和感があるかと思っていた。でもこれだけ女で固めても違和感がない。それが当たり前でもあることにとても嬉しく思えた。


脚本 1
美術 4
演技 3
演出 1
チープ感のなさ 3.5
満足度 1
その他(音楽、カメラワーク)
八咫

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