cinematrek

バッドランド~最強の戦士~ シーズン3のcinematrekのレビュー・感想・評価

4.0
だいぶ時間がかかってしまったが、ようやくシーズン3の最終話まで見終わった。

このドラマは未来の地球が舞台になるが、文明が滅びて荒廃してしまった世界を描く。

独特の美術デザイン、衣装がとてもよく出来ている。
ワイヤーアクション、カンフー、剣術での戦いなかなか見応えある。

中盤より黒目になる事で超人に変身できる能力を持つ人類も出てきて混沌とする派閥争いに。

銃器類がごく一部の登場に限られるのも演出的にプラスに働く。

アジア人が主役で、白人、黒人など出演者もバラエティに富み、今どきのダイバーシティ的なところも抑えている。
また、黒人の神秘性あるキャスティングはドラマに深みを持たせる効果が大きい。

主役のダニエル・ウーのアクションは特に素晴らしく、同じくらい良いのがハイヒールの美魔女 ウィドウ。
ハイヒールでこんなアクションやるのか!と感心する。

派閥争いで、あっちにくっついたり、離れたりと単純な展開でないのがよい。

ただ回収されてない伏線もありつつ終了してしまったのが残念。
遠くないいつか、続編が出来ることを期待したい。
cinematrek

cinematrek