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義母と娘のブルースのtoncoのレビュー・感想・評価

義母と娘のブルース(2018年製作のドラマ)
4.8
傑作…!森下圭子さんの脚本がすばらしい。漫画原作既読。
森下圭子×MISIA×綾瀬はるか
「仁」の最強の布陣

義母と娘の10年間を描き、家族の形とはなにかを考えさせられるストーリー。
ひたすらハートフル。
主人公の義母(綾瀬はるか)がバリキャリで相当やり手なことから、お仕事ドラマとしての側面も楽しめる。
うじうじしないのも最高。
コメディタッチで説教くさくない。

原作は四コマなんだけど、マンガのエッセンスをここまで見事に抽出して表現できるなんて…、尊敬しかない。MISIAとグリーンHIDEの「アイノカタチ」も作品のテーマにぴったり。。

正直、1話は、あんまりおもしろくなかったけど、2話のPTAの要不要問題への切り込み方や、義母がだした答えが新しくて、興味深くて、
そこからはもうずっとおもしろい。

物語のキーパーソンとなる竹野内豊の存在感も最高。
お涙頂戴感もなく、すごくあたたかい。
子役の子も素晴らしい演技だった。

成長した上白石萌歌ちゃんと井之脇海くんも、演技派で、何よりいい顔してるのが良い。これからどんどん出てくるんだろな~。

満足感の高いドラマだった。
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