MitsuhiroTani

手紙のMitsuhiroTaniのレビュー・感想・評価

手紙(2018年製作のドラマ)
3.9
原作を読んでいないが、以前、映画版は観ていた。
手紙の扱いの軽さが気になった。
製作者自身がスマホ世代なんだろうか。
原作が世に出たのは2001年。以来、15年以上の時を経て、誰しもがスマホを持ち、LINEやSNSが当たり前の今。あらゆる情報伝達手段に即時性が備わり、その結果、思慮深い意思疎通の手段としての手紙の価値が失われつつある。
本作を観て感じたことは、手紙そのものへの価値感の希薄化。
相手に想いを伝えるまでの時間。
叙景的ではなく、叙情的な何か。
そういったものが失われていくことの悲しみを感じた。