原田美枝子目当てで鑑賞。
定年を終え68歳になったおじさんが新入社員として務める話。
「マイインターン」的な内容だが、そこには日本ならではの人情や風景があるのが面白い。
定年後の生活に満足がいかない68歳の仁井本和夫。
明るくてよく喋る妻にシンポジウムへ連れて行って貰ったりしても、文句を垂れてるだけ。
そんな彼が前に勤めていた会社の現社長に声を掛けられ、復職する事になる。
そこで出会ったのが28歳にして責任者として働く工藤繭子。
テキパキとリーダーシップと企画力を発揮する彼女だったが悩みを抱えていた…
軽い気持ちで鑑賞していたが、想像以上に面白くて、家族全員で観入ってしまった。
脚本自体が文句無く面白いのもあるが、ひとつひとつの台詞が分かりやすくて納得の行くものが多いし、しっかりとした下地がある役者が多いから、安心で観れる。
しかし原田美枝子がめんどくさかったり、闇があったりする役がニンだが、この手の明るい妻役もハマる。