** ネタバレしてるかも〜 😇
岩明均は「寄生獣」が好きなのでマンガも山崎貴監督の映画も観てますけど他の作品は今作も含めてほとんど知らないのでどんな感じなのか探るように観てみました。おもしろいと思ったのは、エンタメ性を打ち出すと同時に文学的(学術的?)なアプローチも見られて、なかなか夏休みっぽくておもしろ楽しいドラマになっていたことでした。
最後の旗のデザインの謎をゼミのメンバーで解き明かしていくくだりはちょっと笑っちゃいましたけど☺️でも、ワクワクさせられました。原作通りなのかわからないけど、よく思いついてよく考えたな〜と思う。セリフのやり取りが長く続くシーンだから演劇っぽさもありましたね。
脚本家、3人のうち三好晶子という人はWOWOWのシナリオコンクールでデビューした人ですけど、「蛇のひと」というミステリー作品が一時話題になってました。オススメです。今作「七夕の国」もファンタジーでありながらミステリータッチも随所に盛り込まれた作風なので共通するものはあるかもしれません。
地方の奥地の村を舞台にしたホラーとかミステリーとか、わたしはだいたいひとくくりに「村の奇習もの」って言っちゃってますけど、今作はスケールも大きく大胆な発想が効いてるから他の奇習ものよりも際立つものがあると思いました。
けっこうノロノロ展開、ゆっくり進んでいくんですけど間延びする感じはなく、観ていて飽きることもありませんでした。ちょっと文句を言うとすればディズニープラスに言いたい!毎週1話ずつとか小出しせずに一挙配信してほしい😠! 加入者数を維持するための戦略なんだろうけど、地上波放送ではなく配信ドラマでありながら毎週1話っていうのにはなかなか受け入れられないものがあります。できれば先月いっぱいで解約したかったんですけどね〜。まんまとしてやられました😠!
あ〜、ドラマはですね、大雑把に言うと内容は良いんですけど、特殊メイクが日本はまだまだなのかもしれませんね。このあたりはアメリカの足元にも及ばない感じだと思いました。CGやVFXが少しずつ進歩していても他のところが良くないからバランスが微妙だと思いました。三上博史は比較的自然だったしセリフがうまいから微妙なメイクも気にならなかったんだけど、山田孝之は登場するたびに笑っちゃいました。特に口元がおかしいんですよ☺️ 気になる方はぜひチェックしてみてくださ〜い😊