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エリックのlalalalabombaのレビュー・感想・評価

エリック(2024年製作のドラマ)
3.5
80年代のニューヨーク。マペットクリエイターの父親と心を病んでいる母親の子供エドガーが行方不明になる。
父親も母親もエドガーは生きていると信じている。父親はエドガーーが考案したパペットのエリックを作れはエドガーは現れる信じ込む。そして酒と薬に溺れる。
誰の心にも潜む闇。
それは警察組織にも街にも同じように棲んでいる。
Netflix制作のドラマ。
Netflixらしく音がの使い方がめちゃくちゃ良い。そしてお約束の芸で黒人の刑事はいつもスーツにネクタイ。
そういや80年代、「ホモ野郎」は罵倒する言葉だった。
我が子の失踪を調べるクソ野郎の父親と捜査に関わるそれぞれ闇を抱える人たち。
犯罪に関わっていたり…。
物語は進むうちに様々な闇が浮かび上がってくる。地下鉄に暮らすホームレスの一掃は青島都政の新宿西口のホームレス一掃を思い出した。
様々な闇を描いてラストがあまりにもファンタジー過ぎて、気が抜けた。
この終わり方で良いの?

主演の二人父親と母親は熱演。その熱演に水を差すファンタジーエンディング。
一話50分程、六話完結と長さはちょうといい。
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