coco1210

誰もいない森の奥で木は音もなく倒れるのcoco1210のネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

事件は氷山の一角。表沙汰になるニュースの裏には犠牲にならざるを得なかった人々の惨い現実を、まざまざと見せつけたドラマ。

ラストに向けて警官ユンボミンが、「運が悪かっただけ」「ヨンハは悪くない」と話すシーン。納得できない思いがふつふつと湧き上がるヨンハ。そこでリンクしていくホテルでの事件。こういった事件に立ち向かう姿は精神的にも強く響いてくるキムユンソクの演技。しかし、事によっては うやむやにするところなんかは人として納得。ホント、ハマり役です。

破壊的なソンア。鬼畜になった本当の理由がもう少し色濃くわかるとストーリー的にはっきりしたように思う。
コミンシの狂気と楽観の笑いが不気味で、どんなことをしても起き上がるところがもはや妖怪のようだった。
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