このレビューはネタバレを含みます
エリック役のクーパー・コック、イケメン出てきた〜と思った。
調べたけど、メジャーじゃない映画やドラマなどに出演してるようだ。
ギャップの夏のグローバルキャンペーンモデルになっている。
私の中では、虚言癖、嘘の多い人=モラルにかけている、人を騙したり道具にする人 というイメージ。嘘は自分の都合をよくするために使うから。実際にむかし、こういうタイプが知り合いにいたのでわかる。
こんなにうまく泣きながら、息を吐くように嘘をつくんだから、最初は騙される。
しかし、いくつもの証言と証拠から、冷静に判断すると、嘘をついているとわかる。AIも使った方がいいんじゃないかな。
陪審員のあの女性。あの人の言ってることは、理論的なのに、兄弟を擁護する人たちがいる。
周囲の証言とテープなどの本性をあからさまに出した真実の声と兄弟の嘘を比較すれば明らかなのに、感情で動かされてしまう人たち。
やっぱり人を死に至らしめる判断はしたくないという気持ちもあるんだろうなぁ。もし、間違ってたらって思うから。その気持ちもわかる。
異常殺人でも、過去に虐待されていたとか、そのため精神病になっていたなど、同情させるパターンはある。
だけど、本編でも言ってたけど、虐待された人たちがみんな殺人を犯してはないし、どちらかというと殺してない人の方が多いだろうし、こういう見解は偏見にもなると思うんだよね。
だいたいこの兄弟は逃げたり、助けを求められる年齢だ。
お金に執着してた。親を殺した後、あんなに豪遊しない。おかしい。
親は良かれと思って、育ててきたんだろうけど、子供の元々もつサイコ的なものと合わなかったんだろうなぁ。お金があると解決できることも多いから。なんでもお金で解決されてきた子供は、どこか思考がずれてくるのは間違いないとは思う。
子育ては、親と子供の性質で相性もあり、マニュアルみたいにいかないこともあるし、難しい。うまく子育てできてるから、親が立派だったとも言えないし、うまくいかないのも親の育て方がおかしいからとも言えないこともある。
同じ親から生まれても性格も違って、同じように育たない。
子育てうまくいったと思ってる親にだって、他のタイプの子供が産まれてきたら同じように育てられるかっていうと、絶対有り得ないと私は思う。
人は単純にプログラムされてないんだから。