かつて父親の経営する不動産屋に勤めていた辻本拓海は、自分が原因で地面師たちによる不動産詐欺に遭う。それがきっかけで破産になり、父親は一家心中を図り拓海の母と妻子を亡くしてしまう。それから拓海は、デリヘル嬢の送迎係として働く。そこで地面師グループの「リーダー」であるハリソン山中と出会い、地面師の「交渉役」として活動することになる。あっという間に5年の月日が流れ、「法律屋」の後藤、「手配師」の稲葉、「情報屋」の竹下、「ニンベン師」の長井らも関わり100億円規模の不動産詐欺に挑む。
不動産に関する奥深さを知ることができました。不動産詐欺は絶対にやってはいけないことは承知していますが、詐欺の巧妙な手口の連続だったのである意味凄いなと感じました。ハリセン山中が奇妙に敬語を使うので、ドラゴンボールのフリーザみたいでした。