このレビューはネタバレを含みます
あなたが生きる糧であり、胸に温かく激しく燃える1つの星。
たとえ未来の事実は変えられなくても、、
ここまでハッピーエンドを意識して、強く願いながら観たドラマは初めてかもしれません。
2話の最後、先に自分のことを知っていて好きになってくれていたなんて。
雨、傘、ビデオテープとキャンディ。
ソンジェが好きなものはソルとの思い出があるもの。1話で、ソンジェは雪が好きと言っていたけれど、きっとこの先だいじな雪のシーンがあるんやろうな…..
ああ、!ということは、事故で自暴自棄になっていたソルに、ラジオ番組からの電話も、本当にソンジェがソルにあてた言葉だった。
でも橋の上の傘のシーンは、、気づいていた?
3話、投げキッスってあんな可愛いくかっこいいもの?!
薄暗い夜のプールサイド、流れる水の音。アイドルのソンジェがよく歌った曲を2人で聞く。ここしかないタイミングの告白、録音はどこにしまわれているだろう。
中身は大人の高校生ソルが、自分の脚を失う事故よりも、ソンジェを守ることを迷いもなく優先して一生懸命な姿に、感激します。
4話、1話の疑問が少しずつ解かれていく。マンション廊下の明かりのセンサーが順番に点いて、消えていくのを見守るソンジェ。
5話、2023年1月1日12時漢江の橋、タイムカプセル。逃しちゃいけない瞬間。
“自分勝手になろうか?”
おじさんとタクシー運転手とキーホルダーの鈴、犯人がチラ見えしてドキリ。
6話、ソンジェの告白が重なって届く。いなくなるから断らないといけない。
7話、ソンジェの『夕立』をずっときいていたい。1話の歌唱シーンに戻ってみる、ソンジェの伏せた瞳、声、ソルと共にまた泣く。
押されて噴水に入水のところ笑うし、水も滴るいい男とここのこと。“すごい〜”と聞こえたのでファンは日本人設定?でなんか嬉しい。
自分はストーカー扱いでも、ソンジェが生きていてくれている喜びと、記憶との落差。会いたいよね、ソル。。
鈴のタクシー男が出所してきそうでこわい。
8話、ご褒美回とはこのこと....
推し(もはやこういう関係性とは呼べない)の初恋が自分で、15年ずっと好きでいてくれて、酔うたび家にきてたなんて、最上の喜び。しかもそこから‼︎これ以上文字にすると悶絶死するので控えます。
9話、ウソク大の合宿キス伝説
10話、テソンありがとう。
助けて死ねるならいいと言われたいし言ってみたい。涙が甘くて痛くて苦しい。
“もう逃げずに、俺を好きになれ”
“お前を助けて死ぬなら 俺は平気だ。死んでもいい”
11話、幸せにこにこ回
ソンジェのアウターに隠されたい。
“2023年のおまえの元へ向かっていくよ”
パックでお手入れする可愛いソンジェ。
末永く2人が幸せでありますように。
12話、大部分コメディからの、幸せ添い寝と今日の別れ......。サニーともお別れ。
お化け作戦からの“全部俺のだ”からの...!横寝ソンジェの表情の威力。行き過ぎていく電車。
風呂場に閉じ込められるキム・ウォネさん、こういうシーン右に出る人はいない。
13話、出会わない過去を選ぶこと
刑事さんどっちか1人、落ちないようにソンジェを捕まえてよ…!
14話、ソンジェの中だけに、2人が消えていく。タイトル、〈愛を失った2人〉この字を見るだけで泣けてくる。
ソンジェが近くにいるのに、なんにも無かったことにするのはどれだけ辛かっただろう、15年頑張ったね….
ソンジェは涙が止まらない、心が覚えているから。ソンジェはほらもう好きだよ、ソル…。
おばあちゃんアシストありがとう。
15話、記憶の中をずっと旅してる。
夕立がまた2人を繋いでくれる。本当に久しぶりの夕立。
滑り台から降りてきた時の顔。濡れ髪、水泳以来の上半身。
テソンありがとう、悪縁を切ってくれて、あなたなしに2人がまた一緒になることはできなかった。
1つひとつの瞬間を思い出しながら涙するソンジェ。
“運命なんてあるのか、逆らうことのできない必然のような。もしそうだとしたら、俺の運命は、俺たちが過去や現在、どんな時空で出会おうと、お前を愛することだ。”
16話、記憶は消えずに心に刻まれるもの、そんな願い。
ソンジェが久しぶりに「ソル」と呼んだ時、込められた愛、ソルの驚きと喜び。
“そうやって1人で泣いてきたのか?あなたを忘れてしまったその人を想って”
“待たせてごめん。お前を忘れてごめん”
“お前を忘れてた時間が惜しくて、もう1秒たりとも離れたくない”
ソファで子どものようにソルに抱きつくソンジェの愛くるしさ。
会いたくて職場に乗り込むソンジェ、図書館デート秘密恋愛、熱愛発覚、誕生日会、コーヒーカーと思わせて来てるよね、船上プロポーズ大作戦(失敗)、桜の花びらとプロポーズ、教会のウェディングドレスとタキシード、、極甘なキスとハグの数々、見たかった幸せのあれこれが詰まり過ぎています。
エンディング最後のカットも美しい。
ソンジェ役ピョン・ウソクさんは初見。高校生もまったく違和感ない透明感青春感でいっぱいの32歳。アイドルシーンはもう色気、アイドルそのもの。記憶が無いトップスターの時のスターらしさも、文句言いつつソルに惹かれていく様子も、、なんでもないことを装う姿も愛おしい。彼のソルへの愛は、役を越えている気がする。
ソル役キム・へユンさんは、一生懸命で可愛いくて、ちょっとおせっかいで、だいたいの人が躊躇することをひょいと飛び越えられるキャラクターが本当に合う。
サスペンス展開もある分、ソンジェの空回りや兄夫婦やソンジェ父のコメディに笑いでひと息。最終話イム・クム初出演の寝たきり夫は爆笑でした。
ずっと心臓が高鳴り通し。
自分がソルになって、悲しんだり見守ったり願って、涙しては笑い、また涙する。
1話1話大切に観ました。
完結してから観ようと我慢していたのに堪えられず、6話配信されたところでスタート。でも追いついてしまうと1週間の待ちが辛すぎるから、わざと残してリピートしたり他ドラマで気を紛らわせた1か月でした。
記憶にも心にも刻まれたソンジェ。
ソンジェ、ソル、皆さん素晴らしいドラマをありがとう。
“初めて出会った時 夕立が降っていました。傘を差した彼女の笑顔に 息が止まったんです。”
“俺が1番嫌いだったのは 雨の日だ。でもお前と出会った日の雨は良いと思えた。嫌いな雨を一瞬で好きになって あの日だけと思ったら 違ったんだ。今も嫌いじゃない。これからも好きだ。雨の日も お前も。
ソル すごく好きだ”
『夕立』
降り止まないことを願った
僕に降ってきたあの日
すぐに止んでしまう
そんな雨じゃないことを
強く願ってきた
僕の気持ちがわかる?
毎日 君を思い描いてきた
僕の気持ちが
今日も僕の心に染み渡る
君は贈り物だ
天が与えてくれた
僕がこの世界で
君を守ってあげる
ある日 急に夕立のように
降り注いだ君を
今日も呼んでみる
僕にとって
大切な人
ほんの少しの間でも
このままでいられるなら
君を抱き締めるのに
一日中君が恋しい
僕たちの時間を取り戻したい
どんな日が来ても
君のことを覚えてる
僕にくれた
小さな思い出も忘れない
今日も心に刻んでみる
僕にとって
贈り物のような君
その時また僕の前に現れて
その手を必ずつかむから
何事もなかったかのように
僕を抱き締めればいい
どんな日が来ても
君のことを覚えてる
心に深く染み渡る
君の名前を