このドラマのことを知ったのは配信当日で、監督のパク・フンジョンをファンにブックマークしてたから通知が来ました。ずっと映画をやってた映画監督だからちょっと不思議だったんですけど、観てみたら、ドラマの視聴者を完全に無視したような、いつものようの映画の作風なんですよね。これは調べると簡単に納得することができます。元々は映画作品だったらしく、それを四分割して連ドラにしたんだそうです。なるほどなるほど。
何を持って映画の作風と言ってるのかというと、とにかく映像が暗い。これをドラマと言ってしまうにはあまりにも不親切すぎる。全4話でだいたい約3時間弱だから、この作品のキャラたちを綿密に描くためには最低でもこれくらいの時間が必要だということなのでしょう。その映像の暗さは一つの作家性なのだろうから、おそらく必要不可欠な要素。お話はそんな暗い世界で一つのあるサンプルを巡ってキャラたちが入り乱れるわけです。この監督が過去作で何度かやってるパターンですけど、好きなんでしょうね〜😌
また、「THE WITCH〜」の世界観を継承してるとかなんとか……。はい、はい、確かにそんな感じです。ちゃんと強いヒロインちゃんも登場します。この監督は無名の俳優を選ぶのが上手ですよね。ウィッチシリーズのキム・ダミちゃんやシン・シアちゃんとはまた違うタイプのヒロインです。あ〜でも、「楽園の夜」のチョン・ヨビンとは雰囲気が近いかもしれません。今後が楽しみです。
お大雑把に言えば遺伝子とか細胞を扱ったSFアクションです。オープニングの映像がほとんど「ウィッチ」シリーズと同じ☺️ 道半ばの韓国がすでに完成された強さをもつアメリカへの挑戦のような構図が浮かんで来たりもします。「ウィッチ〜」シリーズでは最初から強いヒロインが登場するけど、今作ではそこまでは強くはなく、まだ生身の人間ぽさが残ってるヒロインちゃんで、それが後半になって急展開で強くなるところはワクワクさせられました。
そして、どうなるでしょうね。これも「ウィッチ〜」シリーズ同様、続編が作れるように終わってます😂 続きが観たいような、でも、これで終わりでもいいような気もしますけど……