このレビューはネタバレを含みます
リアルのような非現実的でもあった。
こんな世界いつか出来るかもしれないけど考えたくない。
それでもこれは見るべきドラマです。
生きる意味を考えさせてくれる。
なぜ人は生きているのかと感じる。
もしかしたらクローン人間の方が世の中のためになってるかもしれない。
考えるとキリがないドラマ。
ずっと美和(水川あさみ)が嫌いだったけど、「わたしを離さないで!」と叫んだ病室で急に涙が出てしまった。ずっと同情で恭子(綾瀬はるか)がそばにいるのかと思ってたけど、違った。
私もこの人のそばに居たいと思ってしまった。
美和が一番人間らしくて好きになった。
美和は、ただ恭子のことが大好きだっただけなのにあの作品みたいにひねくれててひび割れてるけどとても純粋で愛し方を知らないだけのようでとても切なかった。
恭子と友(三浦春馬)の猶予を願ったが叶わなかった。
きっと分かっていたはずだったのに切なかった。
夢は何も叶わない。期待しては裏切られて悲しい思いをする。それでもまた希望を持つ。
こんなにも生きようと必死なのに人のために死ななくちゃいけないのか。
最後に全て無くした恭子がそれでも生きていくと誓った恭子がとても綺麗だった。