SayaOkamoto

わたしを離さないでのSayaOkamotoのネタバレレビュー・内容・結末

わたしを離さないで(2016年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

迷っている人にはぜひ観てほしい。
ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの作品。
それぞれの倫理観にものすごく迫ってくる。
原作を読んでみようと思った。

第1章は生と死、
第2章は愛、
第3章は生と愛と死、かな。

結局恭子に提供通知が来ないのは、彼女には芸術の才能があるから免除されてるっていうことなのかな。

生きられることは良いことだけど、恭子みたいに友人が全員死んでしまって、それでも一人で生きていかないといけないのは過酷だなとも思う。でも恵美子先生と暮らしたらまた自分が生まれてきた意味が分かるかな。

幸せになってほしい。

👉登場人物レビュー
恭子 : 主人公。良い子。周りのことを考えて自分の感情を押し殺すときがある。友彦に淡い想いを抱いている。

美和 : 恭子の”親友”。わがまま、自己中心。感情をすぐに表に出す。隣の芝は青い理論で人のものが良く見え、奪う。友が良い例。ストラングスタイルの女。

友彦 : かんしゃく持ち。幼少期は同級生にいじめられていた。恭子に淡い想いを抱いていた/いるが、美和に押し切られる。

真実 : 聡明なハーフ。読書家で井の中の蛙大海を知らずではなく、自我を持ち外との違いを知りなんとか変えようとしている。恭子の本当の親友は愛実だと思う。
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