風間太樹監督、生方美久脚本ということで録画保存案件です。
泉谷里奈という子役にやられっぱなしでした。もう立派にお芝居する役者として見ていました。立派。
目黒蓮演じる主人公の夏は、正直ウジウジ系だし視野も狭いし、あまり好きなタイプじゃないですけど基本良い人だし、一生懸命に娘を思う気持ちは伝わりました。
古川琴音の水季も有村架純の弥生も、ちゃんとイヤなところが描かれていて良いですよね。だからこそ浮き上がるものもあるし。
ストーリーもよく出来てると思う。
登場人物達に賛否があれだけ巻き起こるのはヒット作の証かな。
正解なんてわからないものね。
この先のそれぞれの生き方がどう作用していくのかなぁと、こちら側に含みを持たせてくれているようで余韻として楽しみました。
キャラクターの作り方が上手いと思う。
一見ヒール役の人物も、別の一面を見せるとか幅ができるの良いと思うし。
特に池松壮亮の津野君。
あのキャラクターはずるいw
やな奴だけどいい奴。実に良い奴。
幸せになってもらいたいよw
一回しか見てないけど何度か見るとキャラクターそれぞれの見方が変わって面白いかも。