素晴らしい作品だった。
世界遺産と炭鉱跡が好きでこの作品の舞台である端島に行くために何度も長崎に訪れた時期があったが、波高、風速、視界全てが揃わないと絶対に上陸できないので2回連続で失敗。
3回目の朝、とんでもない雨でまたダメかと電話してみたら今のところ上陸予定と言われてあわてて乗船し、奇跡的に接岸。
案内人から「この天候で上陸できるのは年に数回あるかどうか。雨の日の端島は二度と見られないかもしれないので目に焼き付けて欲しい」と言われたことを今でも覚えている。
それだけに端島を舞台にした作品が出来ると知ったときとんでもなくハードルを上げて楽しみにしていたのだが、文句なしで最高に良いドラマだった。
最終話で昔と今の端島を比べて映したシーンは思わず泣いてしまった。
神木くんは相変わらず良かったけど、杉咲花がめちゃくちゃ良かった。
さだまさしを原爆に絡めて出してたのも上手いなと思った。
また改めて、今度は玲央と朝子が訪れた日のような天気の良い時に端島を訪れたい。
1回目