Emi

天皇の料理番のEmiのレビュー・感想・評価

天皇の料理番(2015年製作のドラマ)
3.8
ヒューマン
明治末期、福井県の寺に修行に出された篤蔵は、何をしても中途半端な不良な日々を過ごしていた。勘違いで婿入りしてしまい入婿先の営業をしていた途中、香ばしい匂いが篤蔵の鼻をよぎった。軍隊の宿舎の厨房で作られたカツレツの匂いであった。今まで西洋料理を食べたことがなかった篤蔵は軍隊の田辺から食べさせてもらったカツレツの味に感動し、西洋料理の料理人になるために親の反対を押し切って上京する。

黒木華が絶妙〜
1人の人を思い身を引き、いつまでも忘れられない日々を送る、理想化された昭和の女像を演じていた。
実力社会のフランスでの修行の日々のシーンも、映像中に日本の大和魂が往々と滲み出てて良い🥺
最終回のGHQに料理を振る舞い理不尽な扱いを受けるシーンは誇張された映像だったかもしれないけれど、似たような小さいことが日々繰り広げられていたんだろうな。
今日の日本があるのは先人のおかげ。
外にいると先人に感謝しない日はな🙏🇯🇵
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