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天皇の料理番のmincharosのレビュー・感想・評価

天皇の料理番(2015年製作のドラマ)
4.5
あんまり時代物見ないんだけど、これは料理好きな友達にお勧めされて!
私も料理するの好きだからね、見てよかった!!

いや、私は仕事で料理してるわけじゃないし、普通の家庭料理を作ってるんだけど、
誰かの為に料理を作るってことは、その人のことを毎日考えるってこと。
もし残したら「好みに合わなかったのかな、体調が悪いのかな、ただ気分かな」と毎日毎日その人のことを考えるってこと。
そんなことを改めて考えさせられて、これからも自信持って楽しく料理していこう!と思ったのでありました。

最初佐藤健の役柄見て、「義母と娘のブルース」の役と性格的に似てるな~って軽く思ってたけど、こちらの役作りめっちゃ大変だっただろうなー!って、その包丁さばきを見て思った。
料理する男の人ってかっこよく見えるー!
あと鈴木亮平の体作りよ!!何キロ痩せたんだろう。ほんとに病気の役柄が痛々しく感じた。
黒木華ちゃんは「凪のお暇」でも思ったけど、決して美人なわけではない(失礼!)のに、すごく可愛く見えるんだよなぁ。
あの一途な演技がいいのかな。それから声がものすごく可愛いよね!

あーー泣けた。。。

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二度目の鑑賞。年末一気放送にて。(前回見たのは2年前か)

一番泣けるシーンは、やはり震災で篤蔵と家族が離れ離れになり、皇居で息子と再会するシーン。
あんまり泣いてるから、お母さんと妹たちは死んじゃったの?って篤蔵同様に心配してからの
「お湯ください。お母さんが、向こうで産婆やってます」に涙ドパーーー!
会えてよかったー!!ってなったよね。
(職業を息子に隠していた背景もあったからこそ余計に)

時代のせいもあって、もうほんとに父親は仕事だけ、母親が家や子供のことは全てやる!ってのが当たり前の世界。
「父親の言うことは絶対!」な感じで、奥様に対してもすごい偉そう。

でもそれも全ては役作り。
華麗な包丁さばきといい、流暢なフランス語といい、佐藤健は色んなドラマを経て、どんどんいい男になっていくな!
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