クリストフォルー

悪魔が来りて笛を吹くのクリストフォルーのレビュー・感想・評価

悪魔が来りて笛を吹く(2018年製作のドラマ)
4.1
1979年の映画版(監督・斉藤光正、西田敏行、夏八木勲ほか)のファンなので、あまり期待していなかったのだが、前作(BSプレミアム版「獄門島」)に続いて、吉田照幸・喜安浩平コンビの攻めた映像化で、知り抜いていたはずの物語の更なる深みを見ることができた。
長谷川博巳同様、事件に振りまわされる金田一というキャラを引き継いだ吉岡をはじめ、志田未来、中村蒼、村上淳、篠原ゆき子、そして筒井真理子と、見事に役に溶け込む名優揃いだが、なかでも、倉科カナの有無を言わせぬ存在感に舌を巻いた。ミスマガジンからここまでの女優になったのはお見事!
この春の舞台『お勢、断行』、観に行かなきゃだナァ。
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