このレビューはネタバレを含みます
【'20/03/16・TV鑑賞】
前シリーズ鑑賞済
出演：沢村一樹
やっと伊沢さん家族の事件が解決。
しかし、その事件もミハンの始まりも悲しい事実だったな・・・。
真犯人だった篠田は、爆破予告の時点では狂気的なキャラだったけれど、それを装った本当は犯罪を心から憎む優しい青年という役は、真宙くんにとてもあっていた。
狂気的な表面を見せていた部分は若干違和感があり、最終的には一人の普通の人間として小田切に出会いたかったと綴った篠田の真の姿が描かれたのもよかった。
その違和感みたいなのがあったので、実は篠田は優しい青年となっても納得できたし、だったら罪を償って小田切とやり直してほしかったな・・・なんて思ってしまった。
人によっては、篠田の最後の言葉は余計にやっと男性と普通に向き合えるようになった小田切を傷つけたかもしれないと思うかもしれないけれど、小田切はちゃんと男性と向き合えるようになれた事や、篠田への想いだったりを篠田の最後の言葉でプラスに変えられたんじゃないかなとミハンの皆と笑顔で話していたのを観て思えた。
ものすごく傷ついたかもしれないが、先は明るそう。
それは伊沢さんもで、シリーズとしても綺麗に終わることが出来たように思います。
ミハン法制化へということ自体は続くのでシリーズにもしなっても、また伊沢さんの過去がーっていうのはないのでスッキリした。
少し残念だったのはアクションシーン。
小田切はちゃんと強そうに見えるんだけれど、山内の構えがいつもちょっと強そうに見えない。
今期は特にアクションシーン多めだったので、なんでそう見えちゃうのかな？と思ったり。
もしかしたら、実際の格闘技の構えとしてはそっちのほうが正解なのかもしれないけれど、ドラマなので見栄え的にもう少しそう見せてもよかったのでは？
あとは単純に小田切のアクションの方がスピード感を感じたからかも？
