お気に入りのTBS金曜10時枠、そこに中村倫也と井浦新を注入なら、見ないという選択肢ナシ。
そんな彼らを活かしきれていない脚本が残念。
そういえば、本作レビューで“ニチアサ”というワードを初めて知った。あぁ〜、あのテレ朝枠のことか！ 昔は子供とよく見ていたのに知らなかったよ。。。
以下ネタバレ感想。
TVでのSF枠ゆえ、CGのチープさなどは仕方ないと思うが、脚本はもう少し何とか出来たのでは。言いたいことを色々と盛り込んだ結果、それを放ったらかしにしてしまった感は否めない。
異能力者を活かそうとするもの(ニトリおじさんの裏切り)、消そうとする組織(ちょっと藤子不二雄感あり)、ジウの組織(というか後半は個人戦)など、色々盛り込みすぎ&どれも投げっぱなし。液体DOPEを抱えた彼はどうした？ 泉(そもそもあの子の能力が何と何なのかも判りにくい)の改心もいきなりすぎるし、1番は陣内が生きていたこと。あの刺され方で、どう考えても特別なことが起こらない限り生きてないから。全て裏で才木優人が処理しましたってか？ せめて最終回をもう少ししっかり組み立ててくれたらと、残念でならない。
小池徹平をただの脇で使うとは思えなかったので、やっぱりとは思ったが、第7話の中村倫也は最高だった。おとぼけからガチまで、甘いキャラから黒いキャラまで演じられる素晴らしい役者だ。
