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ウロボロス〜この愛こそ、正義。のm12のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

放送当時しっかり観れなかったので、改めて視聴した。
めっちゃ面白かった…リアタイ出来なかったの悔やむ。
生田斗真と小栗旬はアタリ確定。
警察と極道という両端から、復讐の為に進んでいく2人が主軸。進むにつれ闇が露になっていき2人が立ち向かう。

毎話予想を裏切られて、先の展開が読めない。終盤になるにつれ、本当に2人が好きになる()

最終話の展開が個人的に凄く好きで、竜哉がイクオを止めるシーン辺りから涙が溢れた。
結局イクオは結子先生のビデオを観てないんだけど、そこがまた切なくていい。
「俺にはなんて言ってたの?」といったセリフでイクオが竜哉に聞くんだけど、竜哉は既に事切れてて…という流れが凄く苦しいんだけど、その後のまほろばの食堂(?)での最期のシーンに繋がって、苦しいんだけど何処と無く綺麗で。
イクオの最期のシーンのカット割が大好き。死ぬシーンなのに綺麗だし、「やっと2人は帰れたんだ」っていうホッと安心する感じもあって。
残された皆の無音の中の表情と、BGMの歌詞とか相まって、本当に美しい。

苦しいこといっぱいだったけど、2人が愛を貫いて生きた姿が、かっこいいし綺麗。
ラスト、2人が結子先生と子供の頃のようにオムライスを食べるシーン良い…。
生きてる間復讐に取り憑かれたように、人の道から外れた辛い人生だった2人が、死後愛する人と幸せな生活をするっていう…悲しいんだけど温かい気持ちになった。

最終話のタイトル「ただいま」は、神すぎる。

観れて良かった。
想像以上に楽しめた作品。
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