データ少佐

4400 ‐フォーティ・フォー・ハンドレッド‐ シーズン1のデータ少佐のレビュー・感想・評価

4.0
ハイライトは
第1話「光の中から」
(この話だけなら4.5点。)

はじまって15分で
心を鷲掴みにされる良い演出。

息子の昏睡の謎を知るために
3年間
必死に探し続けてたショーンの姿を

世界規模のニュースの中に発見するとか

熱くなります!

SFだけど、
まずは謎がどうとかより、

時間の中で
人がいかに儚い存在か、
その切なさに身を任せましょ。

時の流れは残酷…

この部分だけで、
良質なヒューマンドラマになってます。

マイアもこの頃は
成長してなくて可愛らしいね。


そして、
この話以降は
少しの間、
品質はそれなりに高いが、
平凡な超能力モノのドラマになり、
その後、
シーズン2の「予言された死」まで
それは続きます。

そして、
そこからがこのドラマは本領を発揮していくのです。


ときおりながれる
誰か分からないアーティストの音楽もなかなか。

『the4400』がよく使う演出に

BGMを大きく流し、
その中で
それぞれのキャラ達が“次の行動への布石”を
セリフも無しに
とても情感的に美しく
打つ演出があります。

自分はこれがなかなか好き。

特に
各シーズンの最終話の
ラスト数分でのこの演出は、
否応無しに
次シーズンへの期待が高まりますよ♫
データ少佐

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