あぁ、すごいよかった…。
杉下も、成瀬くんも、安藤も、西崎も、みんな自分の想う人に一生懸命だった。殺人事件を丁寧に丁寧に解きほぐしていく構成が見事だったし、最終回、全貌が見えた時、一人一人がとった行動に全て納得感があり、それは最終回までに丁寧に積み上げてきたからこそだった!
究極の愛、それは罪の共有、そしてそれを口にせず黙って離れる…。誰かを守るために当人には知られずに嘘を突き通す。そんなこと自分にはできないな。相手から認められたいっていう気持ちに勝てない。
原作未読ですが、当然原作が良いものなのだと思うし、演者の人たちの演技も良かった!広島弁もよかったし、三浦友和と原日出子の夫婦愛も感動!なっちゃんって呼ぶとこもよかったな。あとやっぱり榮倉奈々と窪田正孝ね、とてもよい。
人を悲しませずに死ぬことはできない、人を悲しませずに生きることができないのと同じに。生きたいように生きるから、人を悲しませるのかな…そうすると杉下のお父さんめっちゃ腹立ったけど、自分の生きたいように生きてるんだよな、一番。なんか複雑。
主題歌もSillyもよかった!今度アルバム借りとこ。