放送当時の衝撃を今でも覚えている。
これをあえて夜9時にやる、という制作陣の気迫を感じるドラマだった。BOXを買ってしまうくらい惚れ込みました。
まず、死者と会話出来るという特殊設定に説得力を持たせる受けの演技をする小栗旬が素晴らしい。偉そうに言ってしまうけど、このドラマで小栗旬という役者を本当に見直した。
犯人が分かっていても、証拠が無ければ裁けない。自分が生きている社会や権力、法律が逆に手を出せなくするジレンマ。何を基準に善悪を判断するのか、それを自分がする事が正しいのか、めちゃくちゃ重いテーマがドラマの根幹に流れてて、石川が何をどうしていくのか緊張感を持って毎回見守ってました。
謎解きとして秀逸なのは2話と4話が好き。犯罪に立ち向かう苦悩を描くのは8話〜最終話がおすすめです。
登場人物もそんなに沢山いなくて、キャラ立ちしてる人ばっかりなので、気になるキャラクターがきっといるはず。私は何でも屋スズキが好きです。
