このレビューはネタバレを含みます
不倫モノのドラマの中では上位に入る面白さだと思う。
脚本と演出の優秀さが際立っている。
特に演出はドキっとさせられる部分や比喩的な部分が多い。窓越しのスプリンクラーのシーンやエレベーターのシーンなどは、特にハッとさせられる。最終回の消防車が通り過ぎるシーンは、不倫の火消しを表しているのだろう。
それと出演者も合っている。主演が上戸彩でなければ、生々しくなるだろうし、友達がいなさそうな紗和のキャラのさじ加減もちょうど良い。
他のキャラもちゃんと生きている感じがするのが良い。
終盤の伊藤歩が演じる役の追い詰め方も見応えがある。
語り出したらキリがないので、ここで終わらせておく。