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死神くんの情報・感想・評価
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死神くん
(
2014年
製作のドラマ)
製作国:
日本
3.5
脚本
橋本裕志
主題歌/挿入歌
嵐
出演者
大野智
桐谷美玲
菅田将暉
松重豊
「死神くん」に投稿された感想・評価
すべての感想・評価
ネタバレなし
ネタバレ
みぃちこの感想・評価
2020/11/14 21:40
3.7
0
0
菅田将暉悪魔は星5
話はそこそこ
movieyの感想・評価
2021/01/10 22:15
3.5
5
0
*過去に観たmemo
ところどころ深いメッセージがあって考えさせられたかな。
他の作品にはなかなかないテーマで面白かった!
Thomasの感想・評価
2021/01/09 22:14
3.4
2
0
原作漫画を月刊ジャンプやコミックでリアルタイムに読んでた世代として、当時の漫画作品の実写化は嬉しい。大野智は「怪物くん」といい、この手の作品がよく似合う。桐谷美玲はどんな役柄でも変わらぬ美しさ。脇役に菅田将暉や松重豊、ゲストに田中圭など、今となってはキャストも豪華に感じる。
ふッフィーの感想・評価
2021/01/02 23:30
-
0
0
記録
まいの感想・評価
2020/12/28 10:26
3.8
3
0
確か面白かった!
さーもんの感想・評価
2020/12/01 00:05
3.1
0
0
記録
りりの感想・評価
2020/11/30 21:41
3.3
0
0
怪物くん だとか 大野くん 演技の幅 割と広いのか!?キャスト!!やってんな!!👏😌
菅田将暉 出てきた途端 確信だよね あ キャスト豪華 だって (^^)/
桐谷美玲 なんか凄い イメージと違う役してるよね!?桐谷美玲 じゃない方がいい気がするのは 個人的な意見 。☝️😶
色々伝えてくる系のドラマ(?)
外見 のお話だとか 、いじめ だとか 。
死神手帳 って デスノート みたいだよね 📓って言いたかった 。(^^) 2話 の 最後 いいお話だったよ 😫👏うん!!
柄本時生 に 杉咲花 とか 田中圭!!もうすごいね!!🤯🤯
5話!!おばあちゃん 菅田将暉 に囁かれてて ポジ 変わって欲しいな って思っちゃった 💖💖
そして 中腰 菅田将暉 かっこいい 💖💖
鏡から出てきたりとか 設定も キャラクター設定も好き 😌😌はい菅田将暉大優勝!!
ぶっちゃけ この映画 感想言って っていわれたら 困る映画だけど 、割と面白かった!!
1話1話 いいお話だったし 、グッ とくる シーンがあるうう 😣😣💭
死神くん の この天然?さ がすんごい面白い wwヒーロー の勘違い だとか !!
名前がない って そういうことね!?ってすっきりしたよほんと 😖😖
ろうそく の 使い方 好きです!!設定というか 、死神の命を表してるっていう!!うん!!
🕯
死神 と 悪魔 が 戦う世界 ってここしかない 。どっちが正義か分からないよなあ ぶっちゃけ 。
個人的に 7話 好きだよ!!素敵で分かりやすい回だった!!!
8話 は 笑ったww
かっこいいね!!大野くん!!確かに ジャニーズ系だもんね!!🤣🤣
しょうたくん 3つのおねがい 可愛すぎて笑った 。友達になって 。おもちゃ直して 。ピーマン食べられるようにして 。 って世界一可愛い願いごと3選 。なのに 悪魔が最後のお願いがそれ??って戸惑っている間に 、勝手に克服 したって聞いて もうふいたよね www✨✨
最後の 悪魔が死神に 困らせたくて ってなに??付き合ってんの??エモいエモいぞ 。
最終話
そんな不自然な死 ある!?ってなったよ 。
田中圭!!!!!でも割と素敵だったよ!!
おーおーおーおー ただの悪魔良い奴 。
横顔綺麗 菅田将暉 横顔綺麗 。
おーおーおーおー!!人間になれたのか!!最後の大野くんツボwww
感想まとめられないけど 、以上!!
はんなの感想・評価
2020/11/22 20:38
4.2
0
0
1話が感動的だった。最後の悪魔と死神が切なかった。
Sayakaの感想・評価
2020/11/19 21:48
5.0
7
0
6年前か、、。懐かしくて再視聴。
死がテーマだから重たいけど、大野くんの死神のキャラクターで調和されてる感じ。
自然体かつ表情も豊かで、普通に大野くんが面白い。
私にも死期が近くなると死神が現れてくれないかな。
トモたんの感想・評価
2020/11/19 15:01
5.0
1
1
このレビューはネタバレを含みます
注)田中圭ファンにつき圭くん目線♡
『死神くん』
2014/4/18~ 6/20
テレ朝金曜日ナイトドラマ 23:15放送
死神くん/ 大野智(死神No.413)
監死官/桐谷美玲(監死官No.45)
悪魔/菅田将暉
主任/松重豊
各回毎にゲスト出演あり。
第9話(最終話)/田中圭
死神くんは、霊界行政機関霊魂取扱官庁から派遣された人の魂を霊界に導く仕事の新米の死神。
新米の為か、根っからのポンコツなのか人間に関する知識があまり無く、監死官から『ボケ』『カス』など罵られながら教わることもままある。
お決まりの台詞は
「おめでとうございます。お迎えにあがりました。」
死はめでたいものと教わって人間界に来た死神くん。
人間に死亡予定日時を告げ、残り少ない時間を有意義に過ごせるよう導く。(特に死神くんに願いを叶える力はない。)
人間達と接する度に死に対する人間の感情を知り、どんどん人間の気持ちに寄り添うようになる。
寄り添い過ぎて、時には天界の掟を破る行動も。。。
後にその行動は、死神と監死官自身の命のロウソクを短くしていき、最後には炎が消え、消滅してしまうことが判明。。。
監死官は、主任の言葉を伝えたり、死神がちゃんと任務を遂行しているか監視する仕事をしている。
見た目は美人だけど、言葉使いは乱暴。
でも、(心優しき)死神くんに感化されたのか6話では主任を騙して重大な規則違反である運命の書き換えをしようとする…
悪魔は、3つまで人間の願いを叶えることが出来、3つ目の願いを叶えたら、引き換えに魂を奪っていく。
但し、悪魔に奪われた魂は天界へ行くことは出来ずそのまま消滅するとも、魔界へ送られ悪魔に食べられるとも言われている…
悪魔は、スマートでお洒落で仕事もバリバリ出来そう。(心優しきおバカな)死神くんのことを面白がりながらも、好きっぽい(友達になりたがってる?)
また悪魔も100日間魂を奪えないと『消滅』してしまうらしい。
圭くん出演は最終話。
監督は牛に願いをの本橋監督。
******************
第9話
『さらば優しき死神!!
最期は僕の傍にいて』
⚠️完全あらすじですのでネタバレしたくない方はご注意ください。
(:D)┓ペコリ💗
******************
<霊界行政機関霊魂取扱官庁>
主任「死神No.413、監死官No.45。君たちは、もはやこれ以上の失態は許されない状況です。」
「だが、今後一切の規則違反が無く、悪魔に魂を奪われなければ君たちの存在は保証される。」
監死官「つまりこの先、ちょっとでもミスしたら消されるってことじゃね?」
「お前にそんな完璧な仕事無理じゃね?」
死神くん「・・・。」
「確かに!!」
<箕島食品ビル前、道路わきに止めている車内>
悪魔「お呼びでしょうか?」
男「魂さえ売れば、危険な願いも叶えてくれるんだよな?」
悪魔「どんな残酷な願いでも叶えますよ」
「悪魔ですから。」
男「大量殺人でも大丈夫かな?」
悪魔「もちろん。」
「悪魔ですから。」
パーカーを深く被った男は、口元を歪めて笑みを浮かべ…
男「じゃあ明日…」
そう言うとアクセルを踏み込み立ち去った…
悪魔「大量殺人か…」
悪魔はビルを見上げ呟いた…
「明日は楽しい日になりそうだ。。。」
(o(≧ꇴ≦*)oキャ───!!!!この口だけの映像大好き!!!!口だけやのにカッコいいーってなんなん???!!!!!www)
<霊界行政機関霊魂取扱官庁>
下界でカラス達が鳴き騒いでいる
監死官「何!?」
死神くん「今度は何の騒ぎだ?」
監死官「悪魔が大量殺人の手助けしようとしているらしい」
主任「大量殺人??」
監死官「狙われたのは箕島食品ビル。決行は明日!犯人は 不明!」
主任「まずいな…そのビルで明日は死亡予定は無いのに…」
「止められなければ君たちの致命的な失態になる!」
死神くん「!!?」
<箕島食品ビル>
監死官「社員だけでも1000人以上…」
「すごい数だな」
主任「天界の規則で魂の数は決められてるというのに…」
「これだけの人間が巻き込まれたら魂の帳尻合わせだけでも大変な作業になる…」
「なんとしても犯人を止めろ!」
監死官「止められると思うか…?」
「その、クズに!!」
死神「・・・」(ヌン!)
監死官「はぁ…( -᷄ ω -᷅ )=3 終わったな…」
「連帯責任で私も消滅だよ…」
主任「だったら別の死神の監死官に担当替えでもしますか?」
監死官「え?いいのか??」
主任「もちろん、私と親密な関係になってくれれば、の話ですけどね♡」
監死官「・・・(ため息)」
「あれ?」
「あのクズどこ行った?」
川のほとりで談笑する若者や釣りを楽しむ人々をぼんやり眺めている死神くん
監死官「大量殺人があるってのに、ノンキなもんだ…」
死神くん「うらやましいの?」
監死官「…………」
「まさか」(ツン)
死神くん「…………」
監死官「何してる?」
死神くん「別に……」
「俺もたまにはのんびりしたいなぁ〜ってさ」
監死官「担当替えが不満かよ」
死神くん「むしろ………歓迎です!」
監死官「!!!???」
死神くん「担当が変われば殴られずに・・・済む!!」
死神くんの首根っこをつかみ
監死官「悪いが、今はまだ私が担当だ!」
「行くぞ!!」
死神くん「あ…やだ……もぉ殴られたくない……(汗)」
監死官「黙れ!!カス!!」
死神くん「あぁ…よして……」
<箕島食品ビルロビー>
大勢の人間が忙しそうに早足で行き交っている。
死神くん「こんなに沢山の中からどーやって犯人探すんだい!」
監死官「まずは不審者がいないか聞き込みだ」
死神くん「聞き込みって…一般の人間には姿を見せられないのに!」
監死官「ビル内では姿を見せてもいいとお達しが出た。」
「なんせ……全ての人間に死の可能性があるからなぁ……」
死神くん「ふんっ!誰に聞こっかなー?」
品の良いお婆さんがロビーで人にぶつかって転んでしまう。
警備員(圭くん)「お怪我ありませんか?」
お婆さん「あ…はい…」
鞄から床に散らばった荷物を集めてあげる警備員さん♡
(Σ(๑º ロ º๑)メガネ〜♡制服〜♡可愛い!!!!)
お婆さん「あ、ご親切にどうも…」
警備員「いえ、人に優しくしろってのが田舎の祖母の教えでして。お婆さん少し似てるんですよ(*^_^*)♡」
嬉しそうに微笑むお婆さん♡
手を添えて優しく立たせてあげる警備員さん♡
((ノシ`>∀<)ノシ ヤサシ〜♡イイコ♡イイナー♡←笑)
警備員「では、お気をつけて」
お婆さん「ありがとうございました」
警備員「いえ(*^_^*)ニコッ」
(言い方!ペコッて挨拶!お婆さんを見送ってる仕草!可愛いー!!!!
\(*≧∀≦*)/〜♡)
死神くん「いやぁ〜立派な警備員さんだ!」「あなたなら信頼出来る!」
警備員「はぁ、、、」
死神くん「いえ、あの………不審者を探していまして…協力して頂けませんか?」
警備員「え???」
死神くん「あ、実は……」
「大量殺人が…あるかもしれないんです」
訝しげな顔をする警備員さん。
(可愛い警備員さんからスッと表情が変わる…(∩´﹏`∩)ゾク…)
死神くん「あ、申し遅れました…」ゴソゴソ
名刺を差し出す
死神くん「“死神”と申します。」
《死神》と書かれた名刺を受け取り・・・
警備員「あ…一番の不審者はあなたなんじゃないでしょうか・・・?」
(喋り方かっわいい〜(о´∀`о)ウフフ♡)
「結構です」
受け取った名刺を返し、一礼して立ち去ってしまう。
監死官「相変わらず…役立たずだな!!」
「他あたるぞ。」
死神くん「・・・。」
「不審かな・・・」(←苦々しく、古畑みたいなポーズw)
<社長室>
社長「絶対に漏れてはならない極秘資料だ。慎重に処分しろ。」
秘書「かしこまりました。社長。」
死神くん「お取り込み中申し訳ありません。」
社長「なんだ君は?どっから入った?」
秘書「鍵が…掛かっていた筈ですよね?」
死神くん「私には、鍵はいりません。」
「壁をすり抜けられますから。」
2人「あ!消えた???」
2人の背後に姿を現す死神くんと監死官。
死神くん「ね?」
社長「1人増えてる」
監死官、首コテン♡ニッコリ
秘書「あなた達、一体何なの???」
死神くん「すいません、、名刺をどうぞ」
「死神と申します。」
秘書「死神…」
社長「ま、まさか…私達が死ぬとでも言いたいのか??」
死神くん「可能性はあります。」
「このビルで大量殺人を企む人間がおりまして・・・犯人を探している所です。」
社長「うちのビルで??」
監死官「社長さんなら…なんか心当たりは無いかな〜?」
社長「総務担当の田中くんを呼んでくれたまえ」
秘書「しかし、田中常務は週明けまで出張の予定でして…」
ピイイイイ〜
システムロックが解除されドアが開かれる
田中常務「失礼します。」
秘書「田中常務?!」
田中常務「社長!何事ですか?!」
秘書、社長「ん?う??!!!」
田中常務「緊急会議を召集したでしょうが!」
秘書「緊急会議??」
田中常務「同じメールを貰った社員が会議室に集まっています。」
社長「そんな覚えないぞ!一体どうなってるんだ!!??」
会議室に集まり、謎のメールを確認する一同。どうしてそんなメールが届いたのか分からないままそれぞれの部署に戻ろうとすると、、、
森部長「システムエラーでドアがロックされてます!」
急いで警備室へ確認の電話を掛ける田中常務
警備員「では状況を把握する為に、モニター通話システムを起動させますので…電話をお切りになってお待ちください。」
(低音ボイス!カッコいい!!
\(*≧∀≦*)/)
会議室の大型モニターが現れ、警備員が画面に映し出される。
警備員「こちら警備室です。聞こえてますか?」
死神くん「あ、さっきの優しい警備員さん?」
田中常務「社長もいるんだ。早く開けてくれ。」
警備員「お気の毒ですが、ドアを開けることは出来ません。」
社長「どういうことだ!」
警備員「あなた達は閉じ込められたんですよ…」
秘書「閉じ込められたって…誰に?!」
警備員「僕にです…」
憤る一同。警察に通報しようとするが、電話回線は切断され、携帯も妨害電波で使用不能になっている。
監死官「お前がやったのか?!」
警備員「ああ…」
死神くん「どうして…あなたが…」
警備員「では、皆さん席についてください」
「これから、箕島食品の運命を決する、緊急会議を行います。」
「何が会議だ!」「ふざけてんのか?!」とヤジが飛ぶ。
悪魔「ふざけてなんか、いませんよ」
「彼は至って本気です」
社員「なんだ?君は??」
悪魔「僕は、悪魔ですよ」
社員「悪魔??!!」
悪魔「魂と引き換えに…3つの願いを叶えるのが仕事です。」
死神くん「あの警備員さんと…契約したのか?」
悪魔「ああ」
「まず1つ目として、このリストに記された人間をビル内に集めるよう、頼まれた。」
「だから皆さんは、謎のメールを受け取り、ここにいるんです。」
死神くん「これが…大量殺人の幕開けか…」
田中常務「大量殺人…???」
悪魔「彼はこのビルを吹き飛ばすだけの爆弾を…仕掛けました」
社長「爆弾だと?!」
悪魔「では皆さん。人生最後の日を精一杯……楽しんでください。」
社員「消えた!!!??」「本当に悪魔なのか???!!!」
社長「君は、何の為に我々を集めた?」
警備員「まだ分からないんですか?」
帽子と眼鏡を取り…
警備員「3年前の6月20日。この会社を救ったのは僕なのに…」
前髪をかき揚げおでこを出した顔を見せる。
(鋭い顔も、その後髪の毛ファッファッってするのんもいい〜(о´∀`о)アハ♡)
その顔に秘書がハッとし…
秘書「中平くん!!」
中平「ようやく思い出してくれたんですか?」
社長「中平って…あの中平か?」
田中常務「まさか…復讐しに来たのか??」
死神くん「………復讐???」
うっすらと笑みを浮かべる中平くん
死神くん「……………??!!」
****************
オープニング♪〜
****************
中平「お久しぶりです。皆さん。」
「僕のこと思い出したついでに、3年前のことも思い出してくださいよ。」
「皆さんの関与を示す会議資料も用意したので。中村さん(秘書)、棚の中の資料お配りしてください。」
中村「?!」
急いで会議室の棚を確認すると、中にA4用紙の会議資料が入っている。
表書きには《箕島食品偽装事件の真相》と書いてある。
中平「では、15分の休憩を挟んだのち、真実の究明をしますので、資料にはよ〜く目を通しておいてくださいね。」
モニターの画面が、シャットアウトされる
<警備室>
中平くんの背後に死神くんが現れ…
死神くん「驚きました…まさか、あなたが大量殺人を企む犯人とは…」
中平「僕だって驚いたよ。ホントに死神なんだね。」
さして興味も無さそうに、脱いだ帽子を横の机にポイっとする
死神くん「はは。教えてくださいよ。3年前の事件て…何なんですか?」
中平「牛肉の産地偽装。業界じゃ良くある話さ。」
「これが発覚して、箕島食品は存続の危機に見舞われた。当時、食肉課長だった僕は、部下の長友と一緒に原因の究明に奔走した。」
<3年前、箕島食品食肉課>
長友「中平課長!!分かりました!!これ……」
中平が資料を確認するとそこには・・・
中平「!!!???」
中平「アジアからの輸入牛肉を国産ブランド牛肉と偽ったことを突き止め、田中常務に報告した、しかし」
<3年前>
田中常務「我々が調べて分からなかったことが何故君たちがわかった?」
中平「え?」
森部長「君たちが関わっていたんじゃないかね?」(冷たい眼差し)
長友「断じて…そんなことはありません!」
中平「我々は言われた通りに原因を調べただけです!」
中平「しかし、会社は僕らを首謀者と決め、解雇処分とした。」
「ご丁寧に中国の食肉業者から、500万円ずつ振り込ませてね…」
「はめられたんだよ…」
「僕らのせいにすることで、会社は窮地を免れた。」
「でも…僕は地獄を味わった………」
「友人も恋人も離れていき、職を探そうにもその事件のせいでどうにもならず、借金ばかりが膨らんでいき……」
「人生は無茶苦茶さ……」
死神くん「それで…復讐を……」
中平「警備会社を営む、親戚が、同情してくれてね、箕島食品の警備員に派遣されたのが1年前だ…」
「警備服姿の僕に誰も気づきもしなかった…」
「自分があまりにも哀れで…虚しくなったよ……」
「警備の合間に内部資料を調べた結果、事件への関与が疑われるのは彼らだった。」
死神くん「悔しいのは分かりますが…犯罪はいけません」
中平「じゃ、このまま泣き寝入りしろってのか?!」
死神「ですが…大量殺人というのは……」
中平「悪いが会議の時間だ。」
死神くんの説得など聞きたくない、というように会議室とのモニターを繋いだ・・・
中平「では皆さん、会議を再開します。」
「その資料に証拠を示している通り、外国産牛肉の輸入を決めたのは山村係長。偽装表示したのは木下課長。決済したのは、森部長ですよね?」
「田中常務には中国から多額の振り込みがあった。金はダミー会社を迂回して箕島社長の手に渡った。」
「つまり、会社ぐるみの偽装だった…」
「そうですよね!?」
「答えてください。こんなビルいつでも吹き飛ばせるんですよ。」
一同「・・・」
駄目だな…というようにため息をつくと、パソコンを操作し、モニターに催し物会場の映像を映し出した。
中村「お母さん???」
木下課長「私の、妻と娘も!」
中平「新商品の試食会に招かれたんですよ。」
「悪魔に託したリストには、あなた達のご家族の名前も含んでおきましたので…」
「ちょっとしたショータイムをご用意しました。」
中平くんが携帯の画面を押すと、試食会場の一角が爆発。
一同「!!!!????」
パニックになる試食会場。
慌てて会場から出ようとする人々。しかし会場の扉は開かない。
森部長「試食会場を封鎖したのか??!」
中村「もう止めてください!!!」
「私が全て答えます。」
田中常務「何を言い出すんだ!中村くん!」
中村「私は、証拠隠滅を手伝わされていることことが苦痛だったんです!」
社長「爆弾魔なんかの脅しにのるのか!?」
中村「こんな機会を………ずっと待っていたのかもしれません。」
「全ては、社長の指示でやったことでした。」
「証拠もあります!」
中平「これで、全員の関与が確定した訳ですね。」
中村「私は関与していません!!」
中平「でも知ってた訳でしょ??(笑)」
「あの時真実を話していたら僕は救われたのに………」
「あなたは僕を見殺しにした。同罪ですよ。」
「他にも知っていた社員をご存知でしたら、その資料のメモ欄に書き出しておいてください。」
「言っときますけど、ショータイムは一度きりとは限りませんよ。」
「従わない人間の家族から狙っていくこともありえます。」
死神くん「まずいですよ。それは。」
「ここは、犯人さんに従いましょう。」
中平「急いで書き終えることをオススメします。」
画面シャットアウト。
次々と書き出していく社員達。
最後には社長もペンをとる。
机の下から中村さんにメモを渡す監死官。
監死官(声) <メモの内容>
机の下は犯人には見えてない。お前らを助ける方法があるなら教えて欲しい。
<総務部>
監死官「社長秘書からの伝言だ。」
中村(声) <メモ内容>
このビルには爆弾が仕掛けられています。
警備システムを無効にしてビルにいる全員を避難させてください。
監死官「急いだ方がいい。」
知っていた人間を書き出したメモをズームして確認する中平くん。
中平「こんなに沢山知ってたとはなぁ…」
死神くん「これであなたの知りたいことはわかったんですよね?せめて、関係ない人間はビルから出してあげましょうよ」
驚きの事実を知り、怒りをおさえるように手で顔を覆い俯く中平くん。。。
悪魔「そうはいかないだろう。あれだけの人間が知っていたなら、他にも噂は広まっているさ。」
「全ての社員が、薄々何かを感じてたんじゃないか?」
「僕に言わせりゃ全員が、共犯者だよ」
死神くん「どうして彼を刺激するようなことを言う!」
悪魔「僕は同情してるんだよ。被害者は彼の方であり、彼をここまで追い詰めたのは会社の人間だ。」
「君だって…いつもなら彼に同情するじゃないかな〜???」
「それとも、天界での自分の立場の方が、大切かなぁ???」
死神くん「俺には…皆を救う任務がある。」
悪魔「皆を救えば、彼は救われないよ。それとも君は、彼の為に、何かしてやれるのかい??」
「どうせ何も出来ないんだろぉ…」
中平くんは手で顔を覆ったまま動かない・・・
死神くん「……………」
会議室モニターが繋がれる
中平「皆さん書き終えたようですね。」
「正直驚いてますよ。自分や家族の為ならなんでもバラすんですね…」
「3年前には不正を隠して、僕を地獄に突き落としたのに…」
「まずはそれを詫びてください。」
「土下座してください。」
一同「・・・」
死神くん「彼の怒りはもっともです。皆さんは、ちゃんと謝るべきです。」
モニターの前に一列に並び正座する
社長「君には本当に、申し訳ないことをした。この通りだ。」
土下座する一同。
中平「それで許されるとお思いじゃないですよね…?」
社長「もちろん、望み通りの慰謝料は支払う。社員にも復帰して貰う。希望のポストも用意する。」
「だから、過去のことは、水に流してくれ。」
中平「僕を会社に取り込んで、3年前の真相を隠し通そうって腹ですか?」
「それは無理です。」
「この会議の様子は全て録画してあります。」
社長「ん!!!な??な?!」
中平「僕はそれを偽装事件の真相として公表するつもりです。」
田中常務「いくら払ったら、引き下がる?」
(おいおい…田中常務…最低やな…
(*´•ω•`*))
中平「金の問題じゃない!!!!!!」
((U>_<U)ホンマヤ!!)
一同「!!!」
死神くん「仕方ありませんよ皆さん。彼の名誉の為にも、受け入れましょう。その代わり、命だけは、助けて貰いましょう。」
「爆弾はもう…解除したらどうですか?」
<警備室>
死神くん「真実が明らかになる。それでいいじゃありませんか?」
中平「………」
「それじゃダメなんだ……」
「それじゃ長友が浮かばれない……」
(なんて悲しくて…美しい横顔…
(U>_<U)ウウ)
社長「………長友?」
中平「名前も忘れたんですか?」
田中常務「覚えてるさ。君と一緒に解雇された当時の次長だろ」
社長「あ、じゃあ長友くんにも慰謝料渡して、会社に復帰して貰おう!」
中平「それは無理ですよ!!(怒)」
「長友はもぉ………」
「この世にいませんから………」
一同「………………」
中平「悲しい最期でした。」
(ナンテカナシソウナカオ…(´;ㅿ;`)ツラ…)
「職にもつけず、婚約も破談になり、ビルの屋上から飛び降りる道を選んだんです」
「1年前の今日。6月20日、午後5時。奇しくも3年前、我々が解雇されたのと同じ日でした。」
「………寂しい葬式でねぇ……」
「社の人間は誰一人として来なかった!」
「会社に殺されたも同然なのに………」
「だから今日の午後5時、彼の弔いの為に…このビルを爆破することに決めたんですよ」
一同「!!!」
中平「あなた達は、ご自分の不名誉が世に知れる惨めさを想像しながら、家族や社員と一緒に死んでください。」
社長「頼む!!中平くん!!せめて命だけは、助けて貰えないだろうか???」
田中常務「せめて…家族だけでも…頼む!!!この通りだ!!!!」
中平「でも長友は死んだんですよ!」
「復讐だけが…僕がしてやれる…唯一の弔いなんです…」
(可哀想………(泣)でも…(*≧v≦*)ここの圭くんのビジュアル最高ーーー♡カッコいいー!!!!)
《突然鳴り響く非常ベルの音》
『緊急避難指令。非常事態が発生しました。全員速やかにビル内から避難してください。緊急避難指令・・・』
全てのシステムを解除した総務部長。
監死官「お前も逃げろ」
<警備室>
中平「何なんだ?!これは???」
集めた人間が全員逃げていく。
中平「どういうことだ???!!!」
<ビル玄関ロビー2階>
ビルから逃げていく人々を眺めながら…
監死官「残り100名程だ」
「お前にしてはいい提案だったな」
事件の首謀者達がビルから出ようとしたその時、扉が閉ざされる。
死神くん「どうして??システムは無効にしたんだろうが??!!」
監死官「確かに無効にした……だとするとこれは………」
悪魔「システムに頼らなくとも、皆さんを閉じ込めることは出来ますよ」スンッ
死神くん「悪魔………」
その背後から中平くんが微笑みながら歩いてくる・・・
死神くん「まさか……2つ目の願いを……これで?!」
中平「ああ…」
悪魔「残った人間は…ビルから出られないよぉ〜♪」
「面白くなってきたねぇ〜♪」
死神くん「………」
<霊界行政機関霊魂取扱官庁>
主任「大多数は避難したがまだ57名がビル内にいる、か…」
天界上層部からお達しの紙がヒラヒラと舞い降りてくる…
主任「上層部から今日5時の爆破に備えて、魂の数合わせの準備をするように指示が出た…」
監死官「魂の数合わせ?」
主任「万一の時は、5時付近の死亡予定57名分を取り消し、ビルに残された57名を新たに死亡予定に書き加える…」
監死官「悪魔の行為を運命として認めるってのかよ??!!」
主任「しかし、考えようだ…爆破による57名の死を、天界が正式に運命として扱うなら死神No.413の失態ではなくなる…」
監死官「………」
主任「でもまあ、今後の為にも、担当替えは急いだ方がいい。書類にサインしたら君が担当する新たな死神を紹介する。」
監死官「………」
<箕島食品ビルロビー>
(館内放送)←中平くん((о´∀`о)いい声!)
皆様に繰り返し申し上げます。先程の緊急避難指令はシステムの誤作動でした。
ドアロック等の警備システムが復旧するまで、試食会会場にて待機していてください。
ご迷惑とご心配をお掛けしたことを、お詫び申し上げます。
試食会会場に入るのをためらっている社長達に悪魔が囁く。
悪魔「入った方がいいんじゃないですか?ご家族や社員に、不安を与えない為にも。」
「犯人に、刺激を与えない為にも。」
そして再び扉は閉ざされる…
<警備室>
死神「どうしても…復讐を果たすおつもりですか?」
中平「長友の為だ…やり遂げなきゃ僕は一生後悔する。」
死神くん「やってしまった方が後悔するんじゃないんですか?」
「あなたのような優しい人なら………一生苦しむことになる…」
中平「やってしまえば後悔する時間もなくなるさ…」
死神くん「まさか……」
悪魔「君の恐れた通りだよ」
「彼も一緒に死ぬつもりだ」
中平「悪魔」
「3つ目の願いを託してもいいか?」
どうぞ。と手を差し出す悪魔。
死神くん「まさか……爆破を???」
中平「いや…弔いは自分の手でやるさ」
悪魔にUSBを渡す中平くん
中平「これはさっきの会議を録画したデータだ。爆破を終えて、俺が死んだら、これをマスコミに渡して欲しい。」
「真相が明かされ、俺と長友の汚名が晴れる。」
「これが3つ目の願いだ。」
悪魔「かしこまりました〜」
「爆破成功の暁には、間違いなく渡します♪」
最後の願いを託し終え、時間まで椅子に座り込む中平くん。。。
死神くんが時計を見上げる…
時計の針は、4時28分を指している…
<霊界行政機関霊魂取扱官庁>
主任「悪魔に最後の願いが託されたか…もはやこれまでだ…」
そう呟くと死亡予定者リストを書き換えていく…
監死官「…………………」
<警備室>
中平くんが腕時計を確認する。
時刻は4時43分。
中平「そろそろ僕も行くよ。」
「全てを終わらせる。」
死神くん「ま、待ってください。」
「部屋にいる家族は、罪のない人たちですよ。」
「それとも あなたは… あのお婆さんをも殺すんですか?」
中平くんの田舎の祖母に似た優しそうなあのお婆さんが試食会会場を映したモニターに映っている。
中平「…………」
死神くん「人に優しくという、あなたのお婆さんのいわれを守ってきたあなたなら、別の解決方法だって見つけられるんじゃないですか?」
中平「……………」
悪魔「邪魔しないでくれよぉ〜」
「言っておくがあの婆さんは事件の張本人の箕島社長の母親だぞぉ〜」
死神くん「!!!」
悪魔「社長が彼らを犠牲にして生き延びたから、綺麗な着物を着て、幸せそうに笑っていられるんだ」
中平「…………」
死神くん「だからって、巻き添えにしていいことにはならないだろうが」
中平「…………」
「いや、、巻き添えにするのは、僕なりの優しさのつもりだよ………」
死神くん「殺すのが………優しさ………??」
中平「家族が不正に手を染め、人の命まで奪ったんだ…生き残ったら地獄が始まる…」
死神くん「本当にそうでしょうか……」
中平「……………」
死神くん「少なくとも、これまで私が立ち合ってきた死亡予定者も、その家族や友人達も、厳しい現実を受け入れて、前に向かって、歩き出しました。どんなに苦しくても、何か希望を見つけて生きていく。それが、人間の強さなんじゃないんですか?」
悪魔「…………」
中平「…………」
「君は随分、楽観的だな……」
「少なくとも、僕が見てきた人間はそんなに強くはなかった!!」
「僕も…長友もね………」
死神くん「…………」
中平「何を言われても、僕の気持ちは揺るがないよ………」
死神くん「…………」
******************
(心の声)
.˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚.(泣)
絶望に満ちた瞳…その表情から、どんなに辛い過去を経験してきたのか想像出来てホント辛い…
******************
爆破に向かう中平くんのあとを追う死神くんの前に監死官が立ちふさがる。
監死官「お前の任務はそこまでだ。」
死神くん「どういうことだ…??」
監死官「天界は、爆破による57人の死者を、運命に選ばれた正式な死亡予定者として処理することを決めた…」
死神くん「正式な……死亡予定者だと…?」
慌てて死亡予定者リストを確認すると57名の名前が次々と現れ、最後の一人に犯人の『中平毅』の名前も書かれていた。。。
監死官「私らの仕事は、もう爆破を止めることじゃなくて…彼らを天へ送ることだ…」
死神くん「んじゃ………今までやってきたことは……なんだったんだよ……」
「死神ってのは………一体何だったんだよ???!!!」
監死官「そんなことは上の連中に聞いてくれよ!!」
「私は………主任の命令を伝えるだけの……監死官だ……」
死神くん「俺は………死ななくていい命を……救うことも出来ないのか……」
悪魔「いいじゃないかそれで♪」
「天界の認めた運命なら、君も救われるんだろ〜??」
「また僕と、あっそべるよぉ〜♪♪」
「それに死はめでたい物なんだろ?」
「何故そんなに恐れる??」
「君の大好きな運命じゃないかぁ?!」
死神くん「………」
悪魔「今まで通り、その死を見守っていれば…いいんだよ」
死神くん「………」
「それは……」
「悲し過ぎるよ……」
ふらふらと立ち去る死神くん……
悪魔「…………」
監死官「………」
<ビルの屋上>
死神くん「爆弾は、あの中ですか?」
中平くんは軽く頷く…
中平「どけよ」
死神くん「あなたに爆破は出来ません…」
中平「何言ってる?」
「もうすぐ起爆スイッチが作動する。」
「5時には皆死ぬんだ」
死神くん「いえ……皆は死にません。」
中平「???」
死神くん「おめでとうございます。」
「運命によって、あなたが4時50分に死ぬことが決まりましたので、お迎えに上がりました。」
死亡予定者リストを見せる死神くん。
<中平 毅 17:00 爆破事故により死亡>が
<16:50 転落事故により死亡>と訂正されている………
驚き、腕時計を確認する中平くん。
時計の針はもう間もなく16時50分を指そうとしている………
悲しみと怒りに震える中平くん…
中平「君は結局………長友を殺したあの連中を守るのか??!!!」
死神くん「私は………あなたの魂を守りたいんです……」
中平「………………」
「悪魔に奪われた魂は、天へは行かず、長友さんとの魂とも、再開することも叶わなくなる……」
「それは………悲しいことです………」
中平「…………」
死神くん「でも、それ以上に…あなたに罪を犯させたくない………」
中平「…………」
死神くん「優しいあなたのままで………」
「一生を終えて……次の人生を………」
「やり直して欲しいんです!」
中平「……………」
死神くん「…………」
(自分の為に涙を浮かべ語る死神くんの言葉を聞く中平くんの表情が好き…)
中平くんに運命の風が吹きつける………
ジリ…ジリ…と風に押され………
ついには柵のところまで押されてしまう………
中平「ありがとう」
死神くん「え?」
中平「僕の為に涙を浮かべてくれたのは……君が初めてだよ……」
死神くん「…………」
中平「……………」
16時50分。
運命に導かれ屋上の柵が外れ、地上へと転落していく中平くん………
死神くん「……………」
*****************
(私の勝手な感想です…)
ここのシーンめっちゃ難しそう………
最期、中平くんが完全な笑顔じゃないところが切ない……
そして、圭くん……さすが……
上手い………
(*´-`*)尊敬.。oO
自らの死を選び命をたってしまった部下の長友くん。そして、それを目の前で見てしまった中平くん…
自分の周りにいた人達は離れていき、職も見つからず、借金だけが増えていく…
長友くんも自分と同じ地獄を見ていた。ビルの下に倒れていたその姿は自分の姿にも重なって見えたのかも…
そして、ちょうどその後、箕島食品ビルに警備員として派遣され、まるで自分の存在がなかったかのように感じ、悲しみと怒りを増幅させていった…
その全てを終わらせる。。。
そう思っていたのに。。。
運命を受け入れざるを得ない状況。
残された時間はない。
自分の為に涙を浮かべてくれている目の前の心優しき死神に、完全ではないかもやけど、救われた中平くん…
本当に、悲しくて…美しい…最期の表情。。。
感動しました。。。
*****************
<箕島食品ビル前>
中平くんが頭から血を流して倒れている……
死神くんが天を仰ぐと死の黒い羽は全て消えさり…死亡予定者リスト57名の名前も全て消えた…
悪魔「本当に愚かだな…」
監死官「運命を書き換えるのは、一番やっちゃいけない規則違反だ!!」
「わかってんのかよ??!!カス!!!」
死神くん「でも…ビルの中の人達の命は……救えた………」
「本当は…彼の汚名を晴らしたかった……」
「爆破成功後に、真実を公表するという3つ目の願いは、無効になるんだろ?」
「……………」
「それだけが……心残りだ……」
監死官「…………」
死神くん「でも…彼の魂は…救えたよ……」
そう言うと魂と肉体とを繋いでいる糸をハサミで切り、中平くんの魂は天へと昇っていく………
<霊界行政機関霊魂取扱官庁>
主任「おめでとうございます。」
「ようやく激務から解放されますよ。」
「死神No.413は、重大な規則違反で消滅処分。監死官No.45も連帯責任で消滅処分。」
「これが、天界の結論です。」
死神くん「???!!!」
「担当替えじゃなかったのか???」
主任「彼女は迷った挙げ句、君に運命を委ねる道を選びました…」
死神くん「何なんだよ?それ??」
「どうして、黙ってたんだよ??」
監死官「いいんだよ…」
「私も疲れた…」
死神くん「…………」
主任「では…こちらへどうぞ…」
扉が開かれ死神と監死官の命のロウソクが置かれた部屋へと導かれる……
目の前には今にも消えそうな短いロウソクが2本………
主任「何かやり残したことはありますか?」
監死官「別に…」
死神くん「特にないよ…」
主任「では…」
2人の炎が揺らいでいる……
炎を見つめる2人………
そして2つの炎は消え、2人の姿も消滅してしまった……
<地上界>
街中の大型ビジョンにニュースが流れている。
箕島食品の牛肉偽装事件の真相が暴かれ、中平と長友の2人が冤罪被害者だったことも伝えられている。
それを遠くからぼんやり眺めている悪魔・・・
背後より静かに歩み寄り語りかける主任。
主任「悪魔さん……ですよね??」
悪魔「…………」
主任「叶える必要のない3つ目の願いを叶えたのは何故ですか?あの、死神の為ですか?」
悪魔「さあな」
主任「ひょっとすると君は、、」
「彼と友達になりたかったんじゃありませんか?」
悪魔「…………」
「くだらないことを言うな」
主任「なら良かった。」
「彼と彼女は、消滅処分になりました。」
そう言い残して立ち去る主任。
悪魔は二人が消えてしまった空を見上げた…
《そして歳月は流れた》
川のほとり。
釣りを楽しむ人々。
お喋りをする若者。
麗子は友達と一緒に待ち合わせの場所へ歩いていた。
待ち合わせの男の子と間違えて、釣りをしている人に話しかける麗子。
麗子「あのぉ〜」
見つめ合う2人。。。
それは、かつて死神と監死官だった二人。。。
麗子「あ、ごめんなさい!人違いでした。」ペコリ
麗子は立ち去る。
釣り人の竿に魚がヒット!!
魚がバレて、話しかけてきた麗子のことを1人で文句をブツブツ言う釣り人w
でも、魚が掛かっただけでも幸せ、と幸せそうな(元)死神くんだったのでした♡
(おわり)
*****************
全話観ました!!
お話はファンタジーだけど、軸にある部分は人間の思いやりだったり、死に向きあって前を向いて生きていく姿だったり。。。
かなり号泣しながら観ました(笑)
すごく良い作品♡
大野くんも飄々として可愛いらしいポンコツ味(笑)の死神くん、原作は読んだことないけど、ピッタリハマっている感じがしました♡
美玲ちゃんもめっちゃ可愛いかったし、菅田くんのお洒落悪魔くん(笑)もカッコ良かったです♡
最後空を見上げる悪魔くんの表情も良かったですね〜(о´∀`о)
そして圭くん。
ゲスト出演だったけど、すごく良かった♡♡♡
\(*≧∀≦*)/サイコ〜
でも中平くん……可哀想……
なんで誰も信じてあげなかったん…???
(寄り添ってあげたくなるね。。。)
(*´•ω•`*)…
1話で死神くんは見た目じゃなくて心の綺麗な人が、綺麗に見えるって言ってたから、恐ろしいことを企てる犯人の中平くんの心が綺麗なことも分かってたんだろな。。。
大阪でも放送して欲しかった。。。(泣)
そして、配信してくれたTVerさんには心から感謝です!!
(⋆ᵕᴗᵕ⋆).+*ペコリ
#田中圭
#死神くん
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