データ少佐

大草原の小さな家 シーズン3のデータ少佐のレビュー・感想・評価

大草原の小さな家 シーズン3(1976年製作のドラマ)
3.5
シーズン3!

残念ながら
シーズン1、2と超名作が続いたが、

ここに来て、
いったんクオリティを落とします。


演出に問題があり、

退屈な間、
意味のないセリフなどで、
少々シラケる事になりました。


特に製作陣は何を勘違いしたのか、
ネリーの性格を
まるでサイコパスのように描いてしまったのが
一番気にかかったかな。


あとは
・ローラの馬バーニーで話、引っ張り過ぎ。

・ローラ、馬殺しすぎ。

・ビードル先生と馬、影のトラブルメーカー。

・画面暗すぎ。

などなど。


けど、
素晴らしい話もキチンとあります。



『にせの牧師さん』
詐欺師が牧師のふりをして
寄付を騙し取ろうとするけど、
人々の温かい心にふれたり
逆に感謝されたりして、
徐々に自分の心が洗われて…と

人の心を失わない大切さを教えてくれる。


『春の別れ』では
訃報を知ったチャールズが
子供のように泣きじゃくります。



『勇気ある対決』では、
平和主義者にとっても、
避けられない争いがあるということ。



『雪あらし』では
シーズン1の『救われた町』同様、
災害の恐ろしさに翻弄されます。



個人的ハイライトは
1話目の『にせの牧師さん』でした。
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