データ少佐

大草原の小さな家 シーズン5のデータ少佐のレビュー・感想・評価

大草原の小さな家 シーズン5(1978年製作のドラマ)
5.0
シーズン1、2、4、
そしてこのシーズン5をもって
残念ながら
このシリーズの全盛期は
終わってしまいます。


さて、
この最期の素晴らしいシーズンでは、
大草原シリーズでも人気の高い
アルバートが登場します。


そして、
もはや大草原でもなければ、小さな家でもなくなり、
『街ホテルの小さな部屋』といったところ…。



このシーズンでは
ハイライトが2つあります。

まずは
《なつかしの故郷へ(前編)》

不器用で真っ直ぐで
誠実とは何かを知ってる男達の
生き様…

この話の素晴らしい所は
ほぼ全てのキャラが
教訓を得て成長し

それぞれの魅力を
効果的に演出してる所と

爽やかで清々しいエンディングです。



そしてもう一つは
《燃える納屋》です。

スリリングな展開と、
“偏見と憎しみ”という高尚なテーマにより、

超名作になってます。


欲を言えば、
このシーズンいっぱいまで
『街ホテルの小さな部屋』として、
街ならではのエピソードだけで彩り、

そして、
《なつかしの故郷へ》の前編、後編で
シーズンをまたいで欲しかったかな。


というのも、
次エピソードからは
これまでの名作達の二番煎じのような話が
とても多くなっていくからです。
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