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POSE/ポーズ シーズン2のmendeのレビュー・感想・評価

POSE/ポーズ シーズン2(2019年製作のドラマ)
4.1
待ってたよ! シーズン2。
90年代に入ってマドンナのVogueが流行。時代が私たちに注目してると元気づけられ、仕事も増える。ただ流行というものは下火になるときもあるわけで…。
今シーズンもHIVの影や差別、偏見、暴力にさらされる。それでもメンバーで助け合っているのが素晴らしい。ファミリーは血の繋がりだけじゃない。

パティ・ルポーンがユダヤ系の不動産屋として登場。やり手だけど底意地悪い。レストランでブランカたちが女子会開いてるところに「出て行け」と言いに来る女性客もいて、相変わらずライアン・マーフィーって女性に厳しい。女性差別も描かれてはいるけど、ヘテロシス女性に意地悪をやらせることが多い気がする。

ボールでの対決シーンは少し減ったけど、パティ・ルポーン含めて歌える出演者にはちゃんと歌のシーンを用意し、ダンスの見せ場も豊富。HIVやら差別やら世間の荒波に翻弄されてもPOSEの良心マザー・ブランカの誠実さがある限り、このドラマは大丈夫。シーズン3、どうなるんだろう。
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