このレビューはネタバレを含みます
たまたま見たら、脚本・キャラ設定が作り込まれていて思わず引き込まれた。
きれいで賢い山田孝之と純粋でアクティブな菅田将暉のコンビって、女子じゃなくても魅力的に映りそう。
助演の麻生久美子ふくめ、画面の充実感がすばらしい。＃１のアクションもなかなか生半可じゃない。かっこいい。
単純な勧善懲悪じゃなく人生の苦さをかみしめるメインストーリー、その中でかすかな救いやちいさな笑顔を掬い上げるラストがいい。
原案と#1の脚本を小説家が書き下ろし、各話監督と脚本家を変えているが、どれもクオリティが高い。
#3の高橋源一郎と余貴美子、めちゃ泣かせる。ゲストも豪華！
#8まで見終えた。マンゾクです。
テーマの「記憶」「記録」は人の生きた証として残された人々の支えになるのか、それとも呪いとなるのか。#1で語られた言葉が具体的な事件となってふたりの前に次々とあらわれる。
それらを乗り越えながら、主役ふたりの人生スキルが更新されてゆく。
バディものの醍醐味である関係性の変化が描かれており、まさに以心伝心な相方関係に達するのが最終話のラストシーンであるのも超理想的であった。
キャストがみな見事にハマっていて、過不足なく演じられているのを見る快さ!ずっと見ていたくなる。
