jojigamo

S -最後の警官-のjojigamoのレビュー・感想・評価

S -最後の警官-(2014年製作のドラマ)
-
『俺は誰も死なせない。』

たとえ犯人であっても確保を目指すか犯人を制圧するためには犯人の生死を問わないかという難しいテーマを題材にしている本作。
原作があるため話としては非常に面白く、色々な視点に立って考えることができる。事件被害者、その家族、全く関係ない者から急に事件被害者になった者まで、あらゆる視点に立って其々の思いを聞くことができる。また、日本警察の在り方にまで踏み込んでおり視野を広くして考えられる。

一個人の意見としては、香椎隊長と同意見だ。犯人の是非については法のもとで裁かれるべきであり、個人の憎しみで犯人の生死を判断してはいけないと思う。犯人殺害であっても殺人には変わりはなく、一生十字架を背負ってしまうと思うから。ただ、日本の法律も完璧ではなく、そこを強化し警察組織と連携を深めていくしかないだろう。

フィクションであるからか、めちゃくちゃなシーンもあってリアルさとの乖離が半端なく、興醒めしてしまう箇所も所々あり少し惜しい。
ただテーマとしては非常に興味深いので観ても損はないだろう。自分の価値観を見つめ直すきっかけに繋がる。