Amber

S -最後の警官-のAmberのレビュー・感想・評価

S -最後の警官-(2014年製作のドラマ)
3.8
神御蔵一號(向井理)は交番勤務から、NPS(警察庁特殊急襲捜査班)の突一にスカウトされ、『犯人を殺さずに確保する』というNPSの信条に惹かれて着任。

SAT(特殊急襲部隊)の狙撃手、蘇我伊織(綾野剛)は自分の姉を殺された過去の経験から『制圧ではなく確保(殺さない)』というNPSの信条に、はじめは鬼の形相で『認めない!』と言い放ちますが、SATからNPSに一次出向し、一號初め香椎隊長やNPSのメンバーの考えやチームワークに触れ、それをだんだん受け止めるようになる過程の表現が良かったです。

『俺はお前のやり方は認めないが、お前の信念に従ってやればいい。俺もそうする』と10話で一號に言った台詞と、その時の表情(微笑むまでいかないわずかな表情筋の動き)が格別でした。
一號と伊織のさりげないバディ感がクセになります。

綾野剛は、今は出演している『MIU404』の伊吹藍とは、同じ警察ものでも180度キャラが違い、興味深い。

林イルマ(新垣結衣)のエピソード、もっと見たかったな。
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