なな

S -最後の警官-のななのネタバレレビュー・内容・結末

S -最後の警官-(2014年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

「俺たちは街の便利屋なんだよって泣きながら言ってましたもんねぇ。青いおまわり、よしひこブルーも。」

「え?ポリスメン第8話の名シーンっすよ!」


人質が窓から投げられたと思ったら人形。
犯人のトラップにひっかかって
人命救助に飛び出した1人が射撃のまとに。
人命のために銃弾の雨の中走り出す勇気
すごいよね。
その隊員を助けに走った一號(いちご)
もかっこいいけど。

爆弾を一発で仕留めて、被害を抑えた蘇我ちゃんもかっこいい。


「どうも、マスコミの皆さんは治安維持よりも犯罪者の命の方が大切なようで。」

「まぁこの人たちは叩きやすいものを叩く仕事ですからね。」


警視の方からスカウト。
29歳、3年前に入社。その前はプロボクサー。
12キロの盾2つもって銃弾の雨の中走る。
警察庁に新設する第3のSの一員として。
特殊部隊SAT、特殊班捜査係SIT
そして特殊急襲捜査班。


犯人を完全悪として仕留めたい蘇我伊織VS
犯人も人間だから生かしたい神御蔵一號

「犯人が死んだら、残されたもんはどこにも怒りや憎しみをぶつけられねぇんだから。」
「死んだら痛みは伝わんねぇんだから。」

相手を傷つけるんじゃなくて、
誰かを守る手なんだよ。

NPS。人質はもちろん犯人も、誰一人として殺さない。犯人確保を目的とした部隊。

「悪に許しは通用せん。」

「許しなんて求めてませんよ、中丸隊長。」


幼なじみの彼女の両親は18年前、まだ幼い頃のクリスマス、通り魔?に目の前で殺害。犯人も目の前で警察によって殺害された。
衝撃的すぎる。


どんな過酷な状況でも一歩を踏み出せる。
突一。


「過去に辛い事件を経験した者によくある傾向。
正面から向き合うことを本能的に避けている。相手が大事であれば、あるほど。彼は立ち止まって向き合うことを避け、行動を優先する。で、あなたは意図的に距離を縮めることを避けている。ね?どっちも下手でしょ。恋愛が。」


SATの信念。
仲間より任務遂行。


遺書を書いて、家族にも警察内でも誰にも
特殊部隊のことを話さず、覚悟して勤めてきた
SAT。なのに、堂々とNPSは顔まで晒し。
なんなのか。


「SATの使命がこの国の治安を守ることなら、NPSの使命はこの国の人を守ることだからよ。」


今はメディアでも大きく取り上げられるのは
NPSですが、もしNPSで殉職者がでたら…?

「この国を守る最後の砦はSAT以外ありえません。」


自殺を止めたくてやっていた行為なのに
自殺を止められたのは11人、
6人は自殺うち1人は一命を取り留めた。

私は人殺しです。償いますと涙を流した。


姉はレイプされ、犯人は捕まったが
裁判でいかに悲しい生い立ちかがあがり
減刑となり、8年で釈放。その日のうちに
姉はナイフで刺され殺された。
だが、裁判で殺すつもりはなかったと自供し、
弁護士も心神喪失を訴え減刑となった。
姉は苦しみながらも前を向いて生きていこうとしていたのに。同じような辛い生い立ちの人なんてごまんといるのにどうして、減刑なんて。
どうして、姉が殺されなきゃならなかったんだ。

俺は人殺しを許さない。
大切な人が殺されてもお前はその犯人を救うのか?


「でも覚えててほしいの。私は犯人が死んでも、一號には生きててほしいってこと。」


「この国の平和は実に危ういバランスの上で成り立ち、その平和を守れるのは特殊部隊SATだけだという現実をね。」


「犯罪を憎むのはいい。だが、憎しみを糧にして警察官の職務にあたるのは危険だ。」


君の入れたコーヒーを毎朝飲みたい。

「やっぱり、お味噌汁じゃなくてコーヒーなんですね、ハヤトさん。」


あまめ。宮崎弁。ごきぶり。


何があっても人を殺しちゃいけない。
人を守るために発砲した。けれど、ずっとあの時の光景が離れない。

「技術は作戦を決する。地にいて案を忘れず、国の運命は案にあり。」


警察の上、桐山塾が制圧法(犯人に対してすぐ銃を向けられる)を作りたいから国テロ使って…盛大に被害出しすぎでしょ。


正木圭吾(M)の生死は不明と。
なな

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