うっちー

ライブ~君こそが生きる理由~のうっちーのレビュー・感想・評価

4.0
 チョン・ユミが出ているお仕事もので、リアルっぽいなと思い、視聴開始。一週間で無理なく完走できた。もっとかかるかなぁと思ってたのに、面白くて何話か続けて観てしまう。考えさせられるとこもあり、ジーンとさせられる箇所も多々。とにかく飽きることがない。

 噂には聞いていた韓国の若者の就職難。怪しい会社でインターンをしつつ、正社員を夢みていたが、会社が潰れるという憂き目をみるサンス、めちゃくちゃ優秀なのにセクハラやパワハラまがいの面接に落胆し、なかなか内定を取れないジョンオ。そんなふたりが、偶然のきっかけから警察官を志す。
 試験を突破し、厳しい訓練にも耐え、試補として警察官の第一歩を歩み始めた若者たち、が主役にみえながら、回を重ねていくと、彼らの上官たち=巡査長、警部、警部補らの警察官たちの物語も絡めた群像劇になってゆく。。
 特にぺ・ソンウ演じるヤンチョンは、鬼教官として登場し、次に上官になるのだけど、独特のルックスやアクの強いキャラクターも含め、最初はちょっと苦手だったが、進んでくに連れて段々その良さがわかってくる。不器用なサンウがヤンチョンに次第に認められていくプロセスが丁寧だし、後半はヤンチョンが主役なのでは?という活躍をみせ、存在感を発揮してゆく。

 韓国映画の中ではとにかく無能であるか、極悪であるかという描かれ方が多い韓国警察だが、やはり本当はみんながみをやなそうじゃないよね、と思う。本作の警官たちは総じてみなマジメで、でも家族のことや自らの夢、そして仕事に対する使命について、考え、悩んでいる。

 『ミセン』ファンの方がたくさん観ているのも納得。確かにあの名作に比肩するドラマだと思う。ラスト回のヤンチョンの言葉(仕事に対する使命についてのこと。ホントに切実でシビア)は長く心に残りそう。感動しました。