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救命病棟24時 第2シリーズのardantのレビュー・感想・評価

救命病棟24時 第2シリーズ(2001年製作のドラマ)
4.8
このドラマの主役は江口洋介でも、松雪泰子でもなく、医局長として、曲者ぞろいの医局を取りまとめ、若くして死んでいった渡辺いっけいのための物語だったのだろう。
本作はもちろん、NHKが海外ドラマとして90年代中期から放送し、ジョージ・クルーニーを日本に知らしめた『ER緊急救命室』をモデルとしていたことは明らかだが、福田靖を中心に橋部敦子、飯野陽子、秦建日子、田辺満、林宏司らの脚本家グループは、それを凌駕する物語を作り上げたように、私には思える。そして、彼らは、これを足がかりとして、脚本家として、成長していったのだ。
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