しんや

半沢直樹 続編のしんやのネタバレレビュー・内容・結末

半沢直樹 続編(2020年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

200719 1話

7年待った。
やっぱり頭取は自分の立場を脅かす大和田を自分の手駒にするために銀行に残したんだ。
裏切ったのは諸田?→やっぱ三木か?→諸田だったのか。手のひらの上で転がされているようだった。
お金は人間を変えてしまうんだな。苦しみを共に乗り越えてきた関係や昔からの分かり合える仲でさえもお金が絡むと全てが狂っていく。

頭取の横に座ってた大和田はかつて岸川が座っていた場所よりも奥になっているな。立場がだいぶ低くなってる。

200726 2話

歌舞伎の人たちの演技は凄すぎるなぁ。テレビ越しではなく目の前で言われたらと思うと心臓がつかまれているような感覚になる。
頭取はどっちなんだ。
買収案件がうまくいけば銀行には利益。失敗すれば副頭取が失墜。どっちでもいいってこと?
「おもしろくなってきましたねぇ」
ほんと。


200802 3話

前作のキャストが登場するシーンにはいつも鳥肌が止まらない。黒崎に高坂に。
感謝と恩返し。
伊佐山は買収案件の最初から大和田と繋がっていたのかな。フォックスと大洋?証券と画策していた買収がうまくいっていたらどうしたのだろう。それならそれで別の策があったのかな。
ここで大和田が伊佐山と三笠の願いを断ると思ったけど、出世に加えて半沢を貶められるなら断るわけないよな。
大和田には1ミリも優しい一面は見せないでほしい。


200809 4話

半沢と大和田が共に戦った姿は主人公と過去のライバルが手を組む少年ジャンプのような世界に重なって見えた。
大和田は箕部と繋がってるの?政府の誰と繋がってる?
共に敵を打ち負かしてもその後はまた半沢を潰そうとする姿は敵として清々しかった。あくまで自分の立場が大切で半沢を心から憎むままでいてくれて嬉しい。
社会公共性と売上。どっちを取るかなんてできるのかな。
どこでどんな仕事をしていても、プライドを持って達成感を感じて仕事をしている人が真の勝ち組ではないか。


200830 7話
ネジがあって初めて飛行機は空を飛ぶ。そこを白井大臣は軽んじた。
大和田は組織での生き方がうまいな。頭取のことを守ろうとしつつも自分の立場を守ることが上手い。
紀本の顔怖すぎる。あの人あんな顔できるんだ。
大東京銀行の人の演技はほんとにすごかった。簡単に踏み潰されるような相手に先頭に立って抵抗した姿はカッコよすぎた。
みんながみんな上の人の権力に自分の立場を脅されながら生きている。半沢だけが1人でそれに対抗してきたが、今回は他5銀行が共に対抗した。次回は箕部から頭取が圧を受けるのかな。頭取はお客様ファーストのモットーを守り続けられるのかな。


200927 最終話
「頑張らなくていいよ」って言えるなんてすごいな。頑張っている人にそんなこと言えないよ。
素敵な男性には素敵な女性がつくんだな。逆も然り。半沢に花ちゃん。白井に笠松。

第一シーズンの謎がやっと解決された。恐ろしいほどすごいドラマだと思う。大和田の降格処分や半沢の出向の理由。

最後に半沢を突き動かしたのは頭取でも渡真利でもなく、最大の宿敵だった大和田。頭取が守った銀行のために半沢にハッパをかけたのだと思う。もちろん、自身の銀行員人生をめちゃくちゃにされた恨みはあるだろうけど。

「やれるもんならやってみな」
7年前に非常に悔しかった発言が嬉しい気持ちで聞くことができた。
しんや

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