そのじつ

カラマーゾフの兄弟のそのじつのレビュー・感想・評価

カラマーゾフの兄弟(2013年製作のドラマ)
2.7
1・2話のみ鑑賞。うーん、面白くない…
長男ミツル(斎藤工)、次男イサム(市川隼人)、三男リョウ(林遣都)がそれぞれ警察で取り調べを受けているシーンから始まる。
誰が父(吉田鋼太郎)を殺したのか?
現在の取り調べと過去の回想が交互に映し出される。

弁護士のイサムは超然とした態度を装うが、やがて家族の過去と自分の奥底に閉じ込めてきた思いがあぶり出されてゆく…(2話まで)

林遣都のアリョーシャ役が見たくて見てみたが。イメージにはピッタリなのだが、ここまではたいして活躍も無し。

ドストエフスキーの原作は、人物造形といい、ストーリーテリングといい、面白くない所が1つもない、素晴らしく面白い作品。
それを日本に舞台を変えて、ストーリーや人物造形も変えてきたのはよいのだが、大まかな筋立ても演出も目新しさは無く、この後続けて見たくなるような要素が見つけられなかったのが残念。

吉田鋼太郎の人でなしオヤジとか茶番クサイし(原作のフョードルの道化っぽさを醸せてると思うが、このシナリオではもっと下衆くしないと説得力ない。吉鋼かわいいから)
自殺した母に安藤サクラ持ってきたの、伏線ぽいけど…もう見ないかな。

遊び人ミツル役の斎藤工の喋り方や声が、やけにキムタクっぼかった。
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