卵大好き

クレオパトラな女たちの卵大好きのネタバレレビュー・内容・結末

クレオパトラな女たち(2012年製作のドラマ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

嫌な客、嫌な同僚、その他にも細やかな嫌な描写と、オチこれでいいのかよ!?みたいな話が続いて最高でした。
とりあえず黒崎裕の恋路が気になるから全話一気に観れました。(このキャラ無くして一気観は不可能)

医療系のドラマでありがちな、全員切実で熱心な職場、緊張する手術シーン、がかなり苦手なので、みんなどこかドライな職場、安心感のある手術シーン(5話除く)、が本当にありがたかったし好みでした。

美しさがどうのこうのみたいなテーマは合わねー...と思っていたのですが、作中でそれが語られることってあんまり無かった気がしたので、そこまで気になりませんでした。

私は胸糞系が好きなので、このドラマを観ていて腹が立つことは無かったのですが、黒崎裕と峯太郎父のスナックのシーンは普通に気分が悪くなりました。あと黒崎裕のシャワーシーンがある事にうわー😅と思いました。

一番笑ったシーンは峯太郎父が「黒崎くんも喜んでくれるよ。不倫してもいいよ。(意訳)」と言うシーンです。最悪な状況なのに、なんかイイ感じの音楽がかかってるミスマッチが面白すぎました。

好きなシーンは、なんといっても黒崎裕と岸谷葵が罵り合うシーンです。というかこの二人がめっちゃ好きです。その後仲良ししてるシーンがちょくちょくあるのは素直にカワイイですが、また喧嘩するだろうなとなんとなく思ってしまいます。

最後の方の不倫はああいう結果に終わったことで、作品全体で肯定されてないからいいんじゃね?と思ってしまいました。市井先生の子供の作文もなんか不気味で面白いです。安直なハッピーエンドが嫌いなので、そういうところもこのドラマの好きなところの一つです。

評価が思ったより低かったことに驚いたので、真面目に褒めのレビューをしてみました。たぶん今は役者さんのファンしか観てないんじゃないかとも思うのですが、胸糞系がいける人にはオススメしたいです。
(深夜テンションで購入したdvdboxについて来た特典のシナリオが <つづく>で終わっていたのには腹が立ちました。)
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