Hermiey

海賊戦隊ゴーカイジャーのHermieyのネタバレレビュー・内容・結末

海賊戦隊ゴーカイジャー(2011年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

最高です。宇宙を旅していたアカレッドがマーベラス、バスコを引き入れて結成した赤き海賊団。バスコの裏切りでアカレッドはマーベラスに夢を託す。そしてマーベラスが仲間を集め、ゴーカイジャーを結成。この回想で語られるゴーカイジャーの一員として迎え入れるシーンが好きすぎる。他の戦隊とは比べ物にならないくらい硬い友情で結ばれてる。命がけで宇宙を旅してきた仲間だから。特にマーベラスとジョーの出会いが好き。

最近の特撮ものってすぐに変身して、強すぎる武器で一気に敵を倒しがち。でも、変身前の生身の状態での華麗なアクションで雑魚キャラを倒すのが1番かっこいいと思う(自論)。ゴーカイジャーは変身前での戦闘シーンが多め。しかも武器もサーベルと銃だけ。シンプルだけどこれをかっこよく使いこなせるのが本当のヒーローだと思う。

歴代の戦隊に変身して戦える。それがゴーカイジャー最大の特徴。初めて観たときは歴代の力を借りて視聴率取る戦略か?と疑ったことを心から懺悔したい。宝探ししか興味のなかったゴーカイジャーも先輩たちと関わる中で成長していく。そして、先輩に認めてもらい地球を守ることを託される。この瞬間が本当の意味でのバトンタッチだと思った。

ある時、シルバーの凱が変身できなくなって「変身できないならヒーローじゃない…」と自暴自棄になる。そのとき先輩戦士から「変身できるのが本当にヒーローなのか?人を助けたい。その気持ちを持つことがヒーローであることなんじゃないか?」と諭し、彼は初心に帰る。これはすぐに変身して、大規模な武器で敵をすぐに倒してしまう昨今の戦隊ヒーローに向けた警鐘なのでは?と思った。ヒーローはやっぱり気持ち。

この作品を何倍も面白くしてくれたのが、バスコ・タ・ジョロキアの存在だと思う。彼は戦隊史上最高のヴィランだった。かつての仲間マーベラスを裏切って、ザンギャック側について、大いなる力を無理やり集め、宇宙最大のお宝を狙っている。デザインもめっちゃカッコいいし、ヴィランとして愛すべき。最後のマーベラスとの戦いはカッコ良すぎて泣いてしまった。バスコ役の細貝さんは甥っ子に嫌われながらもバスコを演じ切ったという。