FranKa

カーネーションのFranKaのレビュー・感想・評価

カーネーション(2011年製作のドラマ)
5.0
● Week1: 1920年代、洋服への憧れを抱く、糸子の原体験が描かれる。

● Week2: ミシンとの出会い、そして、女性としての生き方に閉塞感を持ちながらも、少しずつ、「やりたいこと」の実現に近づく糸子。

● Week3: 「洋服をつくりたい」という想いとともに、男性職人社会に飛び込む糸子。日常的なハラスメントに耐えながら、「学び」を糧にしていく。「好き」は、何よりの動力となることを、教えてくれる。

● Week4: 洋裁の根岸先生との出会い。火事のニュースをきっかけに、何やら思いついた様子。好きなことに猪突猛進、それでもビジネスの才覚とすぐに行動に移せる判断力も持ち合わせていることが、糸子の素晴らしさなのかもしれない。

● Week5: 百貨店の制服をデザイン・納品。評判も上々。妹たちにも、よきロールモデルとして、洋裁のおもしろさが感染していく。

● Week6-9: 結婚・二人の子どもの出産と育児と並行して、戦争の影がちらつきつつ、オハラ洋装店を切り盛りする糸子。「好き」が仕事になると、逆境においても、革新的なアイディアが湧いてくるということが、よくわかる。

● Week10-11: 勝・泰蔵が出征を迎えると同時に、善作・祖母の介護、出産・育児に加え、洋装店の切り盛りなど、ケアと仕事が何重にも重なる。そんななか、転びつつも立ち上がり続ける糸子の明るさが、印象的。

● Week12-18: 北村や周防との出会い。優子・直子の進路。戦後になって、糸子を取り巻く人間関係が複層化していく。

● Week19-20: 優子と直子、互いにライバル視するなかで、悔しさ;自尊心の低下;葛藤などを経験しながらも、成長していく。

● Week21:
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