現在ようやく折り返しの11話までみてレビューです。本家の大ファンです。
KOREA版の評価でいうと俳優さんの演技力が素晴らしい。レギュラー陣はもちろん、とくに犯人役のキャストはみないい仕事してると感じました。特に6・7話の犯人は印象的でした。リーパーも気弱などこにでもいる感じの男性にみえて犯人だと思ってみると異質な感じと不感症な感じがあってよかったと思いました。
ただ、クリミナルマインドの真骨頂であるチームメンバーそれぞれが違った率いでた能力を備えていてそれが絶妙に噛み合ったチームワークで事件解決をしていくというカタルシスは感じられない。事件のエピソード自体は本家をなぞっていながらKOREA風にいい塩梅にアレンジしていてよいのだけど。キャラクターの描かれ方に残念さを感じました。
KOREA版でもユンのリードポジションは歩くgoogleじゃないといけないし、ミニョンのJJポジションはもっと渉外に長けて被害者のケアまで怠らない優秀なスポークスマンであってほしかった。
そのシーンはいらん。と思ってしまう感情的な行動が描かれるのも蛇足感があります。KORIA版は本家に加えてあえて「情」を強めに足してるのはなんとなく感じるけど、雑に訪問して対峙する前に気づかれる、逃げられるとか、死なれちゃうとか、手錠をかける前に感情に浸るとかはオイwってなって白けてしまう展開がちょいちょいありました。
本家と比べるとキャラクターたちの深みが全然ちがうのでやっぱり本家がいいなとおもうのですが、リメイクではない韓国サスペンスドラマとおもって鑑賞すればハマるまではいかずとも普通に面白い作品です。
