このレビューはネタバレを含みます
いろんなことがありすぎのシーズン。
亡くなる人や辞職するキャラ数名。
ブリーナ（パーマーの妻でほとんど登場しないキャラ）がコロナで亡くなったことになってるのは唐突でビックリしたけど、コロナで実際に唐突に家族を失う人がいたわけで、あえてそういう演出をしたのかもしれない。このシーズンも今後何十年も世界中で繰り返し観られ続けるはずなので、この時代が異常な世の中であった事実を作品に刻んだのは意味のあること。
ビショップは数シーズン前の登場当初は目立たなくて心配だったけど、ジヴァに出会ってから覚醒。顔つきが変わった。可愛いくて武闘派キャラは似合わないし、大食いキャラが消えたりしてキャラが変わったのは気に入らないけど、またいつか再登場しそうな線は残した。トーレスかわいそう。
ギブスが犬を虐待していた奴をボコって停職に。今までそれ以上にヤバいことをたくさんやってきて、数々の重い責任を負ってきた。ここ数シーズンはギブスがそんな私情を優先した責任を噛みしめるような場面が見られたり、今シーズンもマクギーを撃つという重すぎる選択をしたりしたけど、最後はそれで停職かよって感じで、人生ってあっけない。でも、事件はともかく現実的な描写を忘れないのはこのドラマの良いところなのかもしれない。人をボコったら停職は妥当。
ルール９１ 去ると決めたら振り返るな
